蓄電池の特定負荷タイプって何?
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蓄電池の特定負荷タイプって何?
蓄電池を探しているときに、必ず気になるのが蓄電池の種類ですね。
ただ、
「聞き慣れない言葉ばかりでよくわからない・・・」
「難しそうで探すのが面倒になってきた・・・」
というふうになったりしていませんか?
そこで、今回は蓄電池の機能に関連する「特定負荷タイプ」についてお伝えしていきます。
また、蓄電池の負荷タイプは特定負荷タイプのほかに、「全負荷タイプ」もあります。
こちらについては、別途こちらの記事で詳しく解説してますので、併せて確認してみてください。
特定負荷タイプとは?
特定負荷タイプについてお伝えする前に、蓄電池における「負荷」について先にお伝えします。
負荷は、ざっくりというと
「負荷=電化製品」
と考えてもらえるとわかりやすいかと思います。
そのため、蓄電池の特定負荷タイプというのは、蓄電池が稼働した際に特定の電化製品だけ動かせるようにするタイプになります。
商品によりますが、特定負荷タイプの場合、15〜20A(アンペア)までの回路を選択でき、ブレーカーでいう1〜2つ分の回路になります。
この回路を選択することで、選択された範囲のコンセントが停電や災害時にも、蓄電池のおかけで稼働するようになります。
そのため、特定負荷タイプを選ばれている多くの方が、冷蔵庫のコンセントやテレビのあるリビングなどを優先的に選択されています。
特定負荷タイプのメリット・デメリット
■特定負荷タイプのメリット
・全負荷タイプより比較的安価
一般的に全負荷タイプに比べて必要部材が少ないので、20万円前後お値打ちです
・停電時に長く使える
必要最低限のところに電力消費を抑えることになるため、使いすぎることになりません。
また、待機電力等のロスも最小限なので、より長く使うことができます。
・コンパクトな商品が多い
全負荷タイプに比べて必要部材が少ないので、比較的コンパクトでスッキリしています。
■特定負荷タイプのデメリット
・100V(ボルト)の電化製品にしか使えない
特にオール電化のご家庭には使えない家電が出てきます。
そのため、緊急災害時用にカセットコンロや100Vの卓上IHなどを準備しておくといいと思います。
特定負荷タイプをオススメしたい方
まとめ(1分で記事を読みたい方はこちらから)
蓄電池の特定負荷タイプとは、緊急時に特定の電化製品が動かせるようにできるタイプの蓄電池になります。
特定負荷タイプの蓄電池のメリットは、
・全負荷タイプより比較的安価
・停電時に長く使える
・コンパクトな商品が多い
の3点があります。
また、特定負荷タイプのデメリットは、100V(ボルト)の電化製品にしか使えないという点になります。
特定負荷タイプの蓄電池は、停電時に冷蔵庫や給湯器などの必要最低限の電化製品が使えれば良い方、ガスも併用されている方などにオススメのタイプになります。
なお、全負荷タイプについてはこちらで解説していますので、併せて確認してみてください。
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記事の監修者情報
太陽光発電、オール電化販売会社に営業として7年間勤務。
会社員時代に支店長を務め全支店TOPの売り上げを達成。
2016年からは独立し株式会社iRを設立。
設立後には船井総研の講師や外部企業のコンサルティングにも携わる。
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