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トライブリッド蓄電システムって何?

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query_builder 2023/11/05
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トライブリッド蓄電システムとは?

トライブリッド蓄電システムって何?

V2Hや蓄電池をすでに設置されてい方や設置を検討している方の中には、

トライブリット

というワードが気になっている方もいるのではないでしょうか?

 

比較的新しい用語ということもあり、テレビ等のメディアであまり取り上げられていないので、理解しにくい内容かと思います。簡単にトライブリット蓄電システムについていうと、電気自動車(以下EV)、住宅用太陽光発電、家庭用蓄電池の3つにそれぞれ内蔵されている蓄電池の制御を1つにまとめたシステムになります。

 

今回は、トライブリット蓄電システムについてやメリット・デメリットなどについてお伝えしていきます。

 

 

 

 

トライブリット蓄電システムは、太陽光発電と家庭用蓄電池、EVの3つの技術を1つにまとめたシステムです。

メリットは、

・EVの充電コストを最小化

・電気の変換ロスを抑えられる

・もしもの時も安心の大容量蓄電

・ライフスタイルの変化に柔軟に対応

が挙げられます。

 

千葉を拠点とする『株式会社iR』では、太陽光発電、蓄電池、エコキュートやIHクッキングヒーターなど販売や工事を手掛けております。

 

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トライブリット蓄電システムとは?

2018年にニチコン株式会社が発表した業界初の「トライブリット蓄電システム」。太陽光発電+家庭用蓄電池の連携は従来からも連携されていました。しかし、V2H+EVは近年開発・販売された新しい機器になりますので、太陽光発電と家庭用蓄電池との自動連携する技術は確立されていませんでした。

 

そのため、トライブリット蓄電システムは、太陽光発電、家庭用蓄電池、EVの導入を検討されている方に非常に注目のシステムになります。

 

トライブリット蓄電システムのメリット・デメリット

 

■トライブリット蓄電システムのメリット

 

EVの充電コストを最小化

 

EVの充電コストを削減できるのは、トライブリット蓄電システムの導入メリットになります。

 

EVの充電方法は3つあり、

1:家庭用電源から充電

2:太陽光発電から発電した電気で充電

3:充電スタンドからの充電

が一般的です。

 

これらの充電方法のうち、屋外の家庭用電源から充電する場合と充電スタンドから充電する場合には電気代がかかってしまいます。また、太陽光発電から充電した電気で充電できれば、電気代0円でEVの充電が可能ですが、EVの利用が少ない夜間の時間帯には太陽光発電ができないという問題もあります。

 

ですが、トライブリット蓄電システムを導入すれば、昼間に太陽光発電で発電した電気を蓄電池に充電し、夜間に蓄電池からEVの充電を行うことができます。そのため、日中にお買い物や通勤などで自動車を作らないといけない方にも快適に使用できます。自家発電した電気で賄うことができれば、電気代0円でEVを不自由なく使うことができるのです。

 

 

電気の変換ロスを抑えられる

 

EVを充電する場合、太陽光発電から行う時は、太陽光発電モジュールから電気を変換するパワーコンディショナーへ、パワーコンディショナーから家庭用蓄電池へ、蓄電池からV2Hを通じてEVへと、様々な機器を経由して充電されます。そのため、機器を通過するたびに電気の変換などが行われロスが発生します。つまり、発電した電気を100%自家消費できないわけです。

 

ですが、トライブリット蓄電システムの場合は、これら3つの連携を1つのシステムで行いますので、電気のロスがなく利用することが可能です。

そのため、太陽光発電で発電した電気や家庭用蓄電池、EVで溜めた電気をムダなく使いたいという方にオススメのシステムです。

 

 

もしもの時も安心の大容量蓄電

 

停電した時も蓄電池があれば、蓄えておいた電気が使えます。そのため、トライブリット蓄電システムでは、家庭用蓄電池に蓄えた電気だけでなく、EVの蓄電池に蓄えた電気をも停電時に使うことが可能です。トライブリット蓄電システムの家庭用蓄電池には、増設して10〜20kWhくらいまでの電気が蓄えることができます。

 

一方、EVの方は車種にもよりますが、大体50〜60kWh程度をEVの蓄電池に蓄えられます。そのため、家庭用蓄電池+EVの蓄電池と合わせて、60〜80kWhの電気を停電時に使うことができます。一般的なご家庭の一日あたりの電気使用量が12kWh程度とされているため、70kWh以上の電気があると、約6日充電なく電気を使うこともできるのです。

 

防災対策にも役立ちますし、電気料金の大幅削減を期待できるのがこのトライブリット蓄電システムの強みになります。

 

 

ライフスタイルの変化に柔軟に対応

 

ご家族が増えたり、電気自動車に買い替えたりと、太陽光発電や省エネ製品を見直す方も多いかと思います。最近では、メーカーにもよりますが、太陽電池モジュール蓄電池の増設、EVと家庭用電源をつなぐV2Hスタンドの取り付けなど、さまざまな機器の買い替え、新設や増設などに対応できるようになってきています。

 

「新築でないと難しそう・・・」

 

「すでに太陽光発電を導入しているから増設は難しいかな」

 

と考えている方も安心して導入することができます。

 

 

■トライブリット蓄電システムのデメリット

 

現状、トライブリット蓄電システムのデメリットはほぼないと言えます。

 

あるとしても、

 

・導入コストが比較的高価

 

・製品バリエーションが少なめ

 

くらいです。

 

 

導入コストが比較的高くなるのも、太陽光発電、家庭用蓄電池、EVのシステムを1つにまとめる機器のため想像できるかと思います。導入コストについては、国や各自治体から補助金を受けれますので、コストを抑えることが可能です。

 

製品バリエーションについても、2022年から販売開始されたシステムのため少ないですが、2023年時点でも少しずつ新しいバリエーションが出てきていますので、メーカーのカタログ等を確認したり、一度弊社にお問い合わせいただけたらと思います。

 

 

トライブリット蓄電システムをオススメしたい方

 

トライブリット蓄電システムはこんな方にオススメです。

 

・太陽光発電を導入済み、または導入を検討している方

 

・EVをすでに購入済みの方、またはEVの導入を検討してる方

 

・節電して日々の電気代を抑えたい方

 

・停電や災害時でも安心して電気を使いたい方

 

 

トライブリッド蓄電システムって何?のまとめ(1分で記事を読みたい方はこちらから)

トライブリット蓄電システムは、太陽光発電と家庭用蓄電池、EVの3つの技術を1つにまとめたシステムです。

 

メリットは、

・EVの充電コストを最小化

 

・電気の変換ロスを抑えられる

 

・もしもの時も安心の大容量蓄電

 

・ライフスタイルの変化に柔軟に対応

 

が挙げられます。

 

一方で、デメリットは性能面ではほとんどなく

 

・導入コストが比較的高価

 

・製品バリエーションが少なめ

 

の2点が挙げられます。

千葉を拠点とする『株式会社iR』では、太陽光発電、蓄電池、エコキュートやIHクッキングヒーターなど販売や工事を手掛けております。

 

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記事の監修者情報

記事の監修者情報:株式会社iR 代表取締役 桂田弘幸

太陽光発電、オール電化販売会社に営業として7年間勤務。
会社員時代に支店長を務め全支店TOPの売り上げを達成。
2016年からは独立し株式会社iRを設立。
設立後には船井総研の講師や外部企業のコンサルティングにも携わる。


 

 

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