【見ないと後悔】太陽光・蓄電池の共同購入は本当にお得?|メリット・デメリットを徹底解説!
目次
太陽光発電・蓄電池の共同購入事業は本当にお得?
特定の地方自治体にはなりますが、太陽光発電や蓄電池の共同購入事業を行っているところがあります。聞いたことがあるかもしれませんが、実際に本当にお得なのかどうか気になるところかと思います。
そこで今回は、
「太陽光発電・蓄電池の共同購入事業は本当にお得?」
について解説していきたいと思います。
この記事を読むと、
・太陽光発電の共同購入の特徴
・共同購入のメリット
・共同購入のデメリット
がわかります。
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太陽光発電・蓄電池の共同購入事業とは?
まず、言葉の意味からですが、「共同購入」を簡単に説明すると、たくさんの購入者で集まって、モノを購入することです。たくさんの人が集まって購入するので、事業者目線で言えば、たくさんものを売ることで余剰在庫リスクを解消できるというメリットがあります。一方で、購入者目線で言うと、まとめ買い価格で購入できて市場価格よりも安く購入できるというメリットがあるので、両者ともにwin-winの関係になるわけです。
さて、太陽光発電の共同購入事業に話を移しますが、共同購入事業の正式事業名は、「みんなのおうちに太陽光」です。
この事業では、
・太陽光発電や蓄電池をみんなで購入することで安く購入できる
・地方自治体と業務提携した販売業者から買えるので安心
という特徴があります。
また、共同購入事業の仕組みは以下の図のようになります。
共同購入事業は支援業者である株式会社アイチューザーが地方自治体と協定を締結していて、この共同購入事業で太陽光発電と蓄電池を販売できる販売施工業者を数社選定しています。また、購入者は地方自治体の広報により共同購入事業に参加するかどうかを検討し、参加する場合は、販売施工業者から太陽光発電や蓄電池の具体的な提案が進みます。
なお、選定されている販売施工業者は、販売実績が多い信頼のできる業者になっていて、販売価格が固定化されているため、販売施工業者で価格設定をすることができず、購入者が相場よりも高い価格で購入してしまう、ということはありません。
そのため、それぞれの事業者や購入者が共同購入事業に参加することで、
地方自治体:太陽光発電や蓄電池を普及できる
(株)アイチューザー:案件ごとに利益を得られる
販売施工業者:販売数によって売り上げと利益を得られる
購入者:安心できる企業から安く太陽光発電や蓄電池を購入できる
というメリットをそれぞれ得られるというわけです。
太陽光発電・蓄電池の共同購入事業のメリットとは?
購入者が地方自治体の共同購入事業から太陽光発電や蓄電池を購入するメリットは、3点あります。
(1)相場価格もしくは相場価格よりも安い価格で購入できる
1つ目が、太陽光発電や蓄電池を相場価格もしくは相場価格よりも安い価格で購入できるという点です。共同購入事業における太陽光発電や蓄電池の販売価格は、相場価格をもとに逆算されて(株)アイチューザーによって設定されています。そのため、高くても国が公表している太陽光発電や蓄電池の相場価格で購入することが可能です。
<相場価格>
太陽光発電:約26.1万円/kW
蓄電池:18.7万円/kWh
また、先ほど高くても相場価格で購入できるとお伝えしたのは、相場価格になることは少なく、実際には相場よりも安い価格で買えるケースが多いからです。というのも、(株)アイチューザーが販売施工業者を選ぶ方法に理由があって、販売施工業者の入札(価格回答)を確認した上で、各販売施工業者の販売・施工実績を確認して業者を(株)アイチューザーが選定しています。そのため、相場と同等だと落札されにくくなってしまうので、相場よりも安い価格設定で販売ケースが多くなるわけです。
(2)太陽光発電や蓄電池の販売または施工実績のある企業から購入できる
2つ目のメリットが、太陽光発電や蓄電池の販売または施工実績のある企業から購入できるという点です。
先ほど、共同購入事業における販売施工業者の選定方法について少しお伝えした通り、販売もしくは施工実績のない販売施工会社は入札時に落選してしまいます。というのも、販売施工実績がないと、販売数が多くなった際に購入者への提案が遅れたり、施工に時間がかかってしまうなどといった、不手際を起こしてしまう可能性があるからです。
(3)地方自治体が管轄している安心感がある
最後に、地方自治体が管理していて安心感がある、という点です。
自治体としても、提携している支援事業者である(株)アイチューザーも、販売施工業者と購入者の間で販売及び施工の際にトラブルが起きると、信用を失ってしまいます。それを回避するために、厳しい審査のもと、共同購入事業に参加できる販売施工業者を選んでいます。
審査項目としては、以下にいくつか例を挙げて起きます。
・販売価格は相場価格もしくは相場価格よりも安いか
・補助金の申請はできるか
・屋根の吹き替えや塗装などの対応も可能か
この他にも審査項目はありますが、こういった審査基準をクリアした業者のみが販売施工業者として参加してますので、安心感があるといえます。
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太陽光発電・蓄電池の共同購入事業のデメリットとは?
先ほどは、共同購入事業のメリットについてお伝えしましたので、今度はデメリットについて解説していきます。
(1)大幅に安く購入することは難しい
メリットのところでは、相場価格か相場よりも安く購入できるとお伝えしましたが、販売業者によっては相場価格よりも大幅に安く販売しているところもあります。
また、共同購入事業には販売施工業者の利益だけではなく、(株)アイチューザーの利益も乗っているため、大幅に安くすることが難しいのです。
(2)太陽光発電や蓄電池以外のものを提案される可能性もある
共同購入事業では、太陽光発電のみ、蓄電池のみ、太陽光発電+蓄電池の販売価格は決まっていますが、それ以外の商品については販売施工業者に一任されています。そのため、太陽光発電や蓄電池以外の商品も併せて提案される可能性があります。
悪いケースだと、その別の商品で相場よりも高め、もしくは共同購入事業に参加してない販売業者よりも高い値段で販売されてしまう可能性があるのです。そういうケースだと、結果的には共同購入事業に参加せずに、他の販売施工業者から同じ商品を購入した方が安かった、というケースになってしまう可能性もあります。
例えば、どういう商品を一緒に提案されるかというと、
・エコキュート
・水回り商材
・外壁塗装
・屋根の葺き替え
などの提案をされることが多いです。
ただ、太陽光発電や蓄電池を購入する際に、他の商品を提案すること自体が悪いわけではありません。太陽光発電や蓄電池を導入するタイミングで併せて購入しないと、後でリフォーム等する際に、割高で購入せざるを得なくなるケースもあるからです。
(3)メーカーを選ぶことができない
共同購入のメリットは、多くの人が同じタイミングで数多く購入することによるコストダウンにあります。そのため、各購入者に適したメーカーや製品の型番を自由に選ぶことができません。ご自宅の状況に合わせてメーカーや製品の型番を比較したい、という方にはデメリットになります。
(4)購入タイミングを選べない
共同購入事業は、期間が決められている上、多くの方が参加して枠がなくなってしまうことが多いため、購入者の最適なタイミングで購入することができません。なので、新しい家が建ったタイミングで購入したかったけど、家が建った時には共同購入事業の募集が終了していたというケースが出てきてしまいます。
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まとめ:太陽光・蓄電池の共同購入は本当にお得?|メリット・デメリットを徹底解説!(1分で記事を読みたい方はこちらから)
太陽光発電や蓄電池の共同購入事業とは、地方自治体と支援事業者が協賛して始まっている事業です。各自治体にお住まいの購入者を集めて、決まったメーカーの太陽光発電や蓄電池を一斉に購入してもらうことで、太陽光発電と蓄電池を相場価格もしくは相場価格よりも割安で提供することができます。
なお、共同購入事業で太陽光発電と蓄電池を販売するのは、支援事業者に選ばれた販売事業者で、支援事業者が厳正なる審査の元、販売施工業者を選んでいます。
また、共同購入事業のメリットは3点あり、
(1)相場価格もしくは相場価格よりも安い価格で購入できる
(2)太陽光発電や蓄電池の販売または施工実績のある企業から購入できる
(3)地方自治体が管轄している安心感がある
になります。
一方、共同購入事業のデメリットは4点あり、
(1)大幅に安く購入することは難しい
(2)太陽光発電や蓄電池以外のものを提案される可能性もある
(3)メーカーを選ぶことができない
(4)購入タイミングを選べない
になります。
そのため、太陽光発電や蓄電池を相場よりも割安で、かつ、販売施工実績の多い安心できる販売店から購入したい、という方には良い事業かと思います。しかし、相場よりも大幅に安く購入したい方や、いろんなメーカーや型番の製品を比較して検討したい方などには、あまり適してない事業になると思います。
千葉を拠点とする『株式会社iR』では、太陽光発電、蓄電池、エコキュートやIHクッキングヒーターなど販売や工事を手掛けております。
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記事の監修者情報
太陽光発電、オール電化販売会社に営業として7年間勤務。
会社員時代に支店長を務め全支店TOPの売り上げを達成。
2016年からは独立し株式会社iRを設立。
設立後には船井総研の講師や外部企業のコンサルティングにも携わる。
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