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家庭用蓄電池10kWhの相場価格と導入のポイント徹底解説!

query_builder 2024/03/09
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蓄電池10kWhの相場価格と導入のポイントとは?

家庭用蓄電池10kWhの相場価格と導入のポイント徹底解説!

 

家庭用蓄電池の導入を考えている方にとって、「蓄電池10kWhの価格」は重要な検討ポイントです。特に10kWhの蓄電池は、その容量がどれくらい実用的か、そして投資のメリットとデメリットは何か、といった疑問が生じます。

 

本記事では、家庭用蓄電池の価格、特に10kWh前後の蓄電容量に焦点を当てて詳細に解説します。また、ヤマダ電機などでの家庭用蓄電池価格や蓄電池ランキングを参考にしながら、4kWhと10kWhの価格差や、太陽光発電システムと組み合わせた場合の総費用についても考察します。他にも、蓄電池導入で後悔しないためのポイントや、「蓄電池をやめたほうがいい」かの判断基準についても触れていきます。これらの情報をもとに、家庭用蓄電池の価格比較を行い、最適な選択をするお手伝いをします。

 

この記事を読むと

 

蓄電池10kWhの相場価格がどの程度であるか

・10kWh蓄電池の実用性や電力容量がどのように日常生活に影響するか

蓄電池導入時のメリットとデメリット

・太陽光発電システムと組み合わせた際の総費用について

・4kWhと10kWh蓄電池の価格差及びそれぞれの適用シーン

蓄電池導入で後悔しないためのチェックリスト

・ヤマダ電機での家庭用蓄電池価格情報

 

がわかります。

 

 

 

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蓄電池10kWhはどれくらい使える?

蓄電池10kWhはどれくらい使える?

蓄電池は決して安い買い物ではないので、蓄電池の容量選びには、自宅での電気使用状況やライフスタイルを考慮して慎重に選ぶ必要があります。そのため、まずはご家庭にある家電がどれだけ電気を使用するのかを確認していきましょう。

 

電化製品 消費電力
IHクッキングヒーター 700〜1700W
エアコン 400〜3200W
食器洗浄機 600〜800W
電子レンジ 1200〜1400W
電気ポット 700〜1300W
乾燥機付き洗濯機 200〜1200W
ドライヤー 1000〜1400W
掃除機 100〜600W
こたつ 300〜600W
ファンヒーター 200〜1300W
洗濯機 200〜1200W
冷蔵庫 150〜300W
液晶テレビ 50〜600W
デスクトップパソコン 100〜300W
ノートパソコン 50〜100W
加湿器 10〜50W
電気毛布 50〜100W
空気清浄機 10〜100W
照明 10〜50W
スマートフォン 10〜50W

 

上の表は、ご家庭にある電化製品の消費電力をまとめたものですが、10kWhという数値がどれくらいなのか、イメージがわかないかもしれません。

そこで具体例を挙げると、エアコン(1000W)1台とテレビ(100W)1台、デスクトップパソコン(100W)1台、スマートフォンの充電(50W)2台を7時間していた場合、9100Wh、つまり9.1kWhの電力を使用することになります。日常生活では、これらの他にドライヤーや電子レンジなども使用すると思うので、もう少し多くの電気を使うことになると思いますが、目安として置いてください。

 

蓄電池には、特定負荷タイプと全負荷タイプがあり、現在の主流は全負荷タイプになっています。そのため、全負荷タイプの蓄電池を導入する際には、どの電化製品の消費電力が高いのかを把握しておくと、停電時でも快適に過ごせるようになります。

 

蓄電池の特定負荷タイプや全負荷タイプについて気になる場合は、こちらの記事も併せてお読みください。

 

蓄電池の特定負荷タイプって何?

 

蓄電池の全負荷タイプって何?

 

また、蓄電池を選ぶ場合には、蓄電容量だけでなく、メーカーの保証なども考慮して検討することをオススメします。

 

家庭用蓄電池10kWhのメリット・デメリット

 

10kWhの家庭用蓄電池のメリットとデメリットは以下の通りです。

 

メリット

 

・容量が大きく停電時でも安心できる

 

・電気を多く溜められるので、長期的に節電効果がある

 

・消費電力の大きい200V機器にも使える

 

 

蓄電池のメリットとして、停電時に使えることと太陽光発電で発電した電気をピーク時に使うことで、節電効果があります。それに加えて、10kWhの蓄電池の場合は、消費電力の大きい200V機器にも電気を放電できるというメリットがあります。

 

蓄電池に節電効果があると言いましたが、これは特に太陽光発電も併設している場合に言えることです。実際に、電力会社の電気代は右肩上がりで上がっており、電力会社が発表している「平均モデル*」でも1年半で約3,000円値上がりしていることがわかります。そのため、今後も電気代の高騰が懸念されているため、大型蓄電池を導入するメリットは高まってきています。

 

電気料金推移

引用元:日本生命「第153回 「1年半で約3,000円の値上がり!?電気代はなぜ上がっている?」

* 平均モデルとは、各社の家庭向け電気料金プランを契約し、電気の使用量を月250kWhもしくは、260kWh使用したケースについて、各社が試算した月々の電力料金のことを指す。


なお、蓄電池単体でも節電効果はありますが、夜間の電気代と日中の電気代の差が10円もないので、単体では節電効果が低いということだけはご理解ください。

 

 

デメリット

 

・初期費用が高い

 

節電効果があるとはいえ、まだまだ初期費用が高いのが蓄電池の特徴でもあります。さらに、蓄電容量が大きくなればなるほど、導入コストが高くなってしまいます。

 

そのため、蓄電池を導入する際には、1社から検討するのではなく、しっかりと数社から相見積もりを取り、蓄電池の相場や保証内容を比較しつつ、補助金が活用できるかも検討していくことをオススメします。そうすることで、できるだけ安くいい販売業者から購入でき、導入後もフォロー含めて安心することができるようになると思います。

 

蓄電池10kWhの相場価格は?

 

いきなり結論になってしまいますが、家庭用蓄電池の10kWhを導入する際の相場価格は、工事費込みでおおよそ180万円から240万円(税抜)になります。もちろん、弊社を含めて販売業者によって蓄電池の価格は変わりますし、これよりも安い場合もあります。ですので、しっかりと数社から相見積もりを取って価格を比較することをオススメします。

 

また、200万円程度の金額は高額なので、ローンを組みたいという場合も多いかもしれません。蓄電池でもローンは組めるので、もし初期費用は出せないけど、月々の支払いが安いなら蓄電池を導入したいという場合は、ローンを組むのもありかと思います。

 

ただし、弊社のお客様の多くは一括払いでの支払いをされています。その理由として、フルローンで月々支払いを行うと、金利の分支払いが多くなってしまいます。そのため、多くの客様が一括支払いをされています。弊社としてもできる限り一括払いをオススメしていて、ローンを組むとしても頭金を用意して、残りをローンにして、ローンを返せるタイミングがきたら、残りの返済額を一括で返済する、という方法をオススメしてます。

 

とは言いましたが、ここでは蓄電池をフルローンで組んだ場合の試算も行っていきたいと思います。200万円の蓄電池をフルローンした場合、銀行の金利は1.2〜5%程度と少し幅があります。ですが、金利の安いところは審査が通りにくく、年利3%前後の信販会社の方がローンを組みやすいです。そのため、試算では年利を少し高い3.5%で計算していきます。

 

ローンシミュレーション

引用元:十六銀行ローンシミュレーション

 

金利分が373,324円となるので、トータルでは2,373,240円を支払うことになりますが、月々の支払いは2万円程度ですむことになります。そのためローンを組む場合は、予算や月々の返済額も考慮して検討するようにしましょう。

 

蓄電池導入で後悔しないためのチェックリスト7選

 

蓄電池を導入する際に後悔しないために、事前にチェックしておいてほしいポイントがあります。それは、以下の通りです。

 

1.使用電気量を確認する

2.販売業者の見積もりを比較する

3.保証内容を確認する

4.太陽光発電の設備容量を確認する

5.設置スペースがあるかを確認する

6.補助金が利用できるかどうかを確認する

7.負荷タイプを確認する(全負荷 or 特定負荷)

 

最低この7点を抑えておけば、蓄電池を導入しても、「導入して失敗した」、「今すぐにでも売りたい」ということはないと思います。なので、これら7点を確認して、ご家庭のライフスタイルに合った蓄電容量の蓄電池を選んでいきましょう。

 

蓄電池やめたほうがいい状況を見極める

 

予算の他にも状況によっては、蓄電池をやめておいた方がいいケースもあるかと思います。もし、予算以外に以下のケースに当てはまる場合は、蓄電池を導入しても節電効果が得にくいだけでなく、リスクになる可能性もあるので、注意してください。

 

・二人家族などで電気の使用量が少ないご家庭

 

・太陽光発電システムを導入していない、導入する予定のないご家庭

 

・頻繁に引越しする可能性があるご家庭

 

蓄電池のメンテナンスや交換に時間やコストをかけられないご家庭

 

使用電力が少ないと、蓄電池を導入しても節電できる金額が少ないので、蓄電池を導入するという投資に対するリターンが少なくなります。また、太陽光発電システムを導入していない、または、導入する予定のないご家庭の場合も、蓄電池だけでは節電効果が少なくなってしまい、投資回収にかなりの時間を要するため、オススメできません。

 

他にも、ご家族のお仕事の都合で引越しをするケースがある場合も、導入を控えた方がいいでしょう。引越し先に太陽光発電や蓄電池を持っていくことは、物理的には可能ですが、移動の際に破損してしまう可能性もありますし、引越し費用が高くなる上、再設置に費用がかかることになります。

 

最後に、メンテナンスや交換作業に時間やコストをかけられないご家庭の場合も、蓄電池の導入を控えた方がいいかもしれません。というのも、蓄電池は定期的にメンテナンスや部品の交換をすることで、より長く使うことができるようになります。そのため、メンテナンスや交換作業を怠ってしまうと、蓄電池の平均的な寿命(10〜15年)よりも短い期間で使えなくなってしまったり、メーカー保証が切れた翌年に故障してしまう、ということになりかねません。

 

 

太陽光システムと組み合わせた蓄電池の総費用

 

太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせることは、ご家庭の電気自給率を大幅に向上させることができます。この組み合わせにより、昼間に太陽光で発電した電力を夜間に使用することが可能になり、電気料金の削減が見込めます。

 

ただし、太陽光システムと10kWh蓄電池を組み合わせた場合、太陽光発電のパネル容量が7〜12kW程度になることが多いこともあり、総費用はおおよそ300〜500万円程度となることが多いです。このため、長期的な利益を考慮しつつ、予算計画を慎重に立てる必要があります。

 

太陽光発電と蓄電池を両方導入すると高額になってしまうのですが、補助金を活用すると実質負担額を抑えることが可能です。特に、東京にお住まいの方の場合は、500万円程度の見積もりでも、場合によっては100〜150万円程度の実質負担額になる可能性もありますので、販売業者に確認したり、ご自身でも確認するようにしてみてください。

 

もし、東京都の補助金についても気になる場合は、こちらの記事もご確認ください。

 

→【2024年最新】東京都の太陽光パネル・蓄電池・V2Hに関する補助金一覧【令和6年1月更新】

 

 

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家庭用蓄電池おすすめランキングと価格比較

家庭用蓄電池おすすめランキングと価格比較

 

弊社でおすすめしている7〜10kWhの蓄電池と相場価格は、以下の通りになります。

 

1:アイビス7 ハイブリッド蓄電システム 7.04KW 130〜180万円程度

2:ニチコン トライブリッド蓄電システム 9.9kwh 180万円〜240万円程度

3:長州産業  Smart PV plus 7.04kWh 130〜180万円程度

 

ここで全てnのメーカーを解説すると、かなり長くなってしまいますので、ここではオススメ1位のアイビス7について解説していきます。

 

アイビス7は、ダイアゼブラ電機(旧 田淵電機)という国内メーカーの蓄電池で、大手ハウスメーカーの一条工務店でもよく販売されているメーカーの製品になります。この蓄電池をおすすめする理由には、ダイヤゼブラ電機の蓄電池の特徴が関係しています。ダイヤゼブラ電機の蓄電池の特徴は、

 

・太陽光発電との相性がいい

・200Vが使える(IHやエコキュートも使える)

・寿命が長い

・全負荷タイプで停電時でもさまざまな家電が使用できる

 

ということが挙げられます。

 

また、こちらの蓄電池容量は7.04kWhですが、10kWhではなく7kWhの蓄電池をオススメしている理由としては、

 

・導入コストが安い

・必要になったら後付けもできる

 

ということが挙げられます。「導入コストが安い」というのは、相場価格や蓄電容量からもわかるかと思いますので割愛します。「必要になったら後付けできる」ということについてですが、ご家庭によっては新婚の方やお子様がまだ小さいご家庭の場合、10kWhという容量だと大きすぎて使い切れない可能性が高いです。ですが、ご家族が増えたりお子様が大きくなってくると、電気を使う時間帯や使用量も増えてくるので、10kWh以上の蓄電池が必要になるケースが増えてくると思います。そこで、弊社としてはできる限りお客様のご負担なく蓄電池を導入していただくために、7kWhの蓄電池をオススメしているケースが多いです。

 

もちろん、お客様のライフスタイルなどによっては、10kWhをオススメするケースもありますし、都内にお住まいの方は、補助金の金額が大きいので、最初から大容量の蓄電池をオススメするケースもあります。なので、弊社のおすすめだからといってアイビス7がいいというわけではないですし、お客様のライフスタイルや電気使用量などを考慮してご提案させていただきますので、ご安心いただけたらと思います。

 

 

4kWhと10kWh蓄電池の価格差と適用シーン

 

先ほど、7kWhの蓄電池の解説をしていきましたが、実際には4kWhや5kWhの蓄電池もご提案するケースもあります。なので、ここでは4kWhと10kWhの価格差やそれぞれの適用するシーンについて解説していきたいと思います。

 

4kWhと10kWhの蓄電池では、価格差だけでなく適用シーンにも大きな違いがあります。4kWhモデルは比較的低価格で、相場価格としては80〜120万円程度になります。そのため、2人家庭のご家庭や電気使用量の少ないご家庭におすすめの蓄電容量になります。

 

一方、10kWhはより高価ですが、大きな電力需要に対応でき、長時間の電力供給が可能です。200Vにも対応するものも多く、電気使用量の多いご家庭やオール電化のご家庭にもオススメの蓄電容量になります。そのため、選択する際には、家庭の電力使用状況と予算を検討して、最も適したモデルを選ぶことが肝要です。

 

ヤマダ電機の蓄電池10kWh価格情報

 

ヤマダ電機などの大手電気製品販売店では、さまざまな蓄電池の中から10kWhモデルを選ぶことができます。ヤマダ電機で提供される10kWh蓄電池は、メーカーやモデルにより価格が異なるため、店舗やオンラインでの最新情報を確認することが重要です。ヤマダ電機のカタログからわかる情報としては、

 

・ニチコン 単機能蓄電池 11.1kWh 2,148,000円(税抜)

 

・シャープ 全負荷タイプ蓄電池 9.5kWh 2,448,000円(税抜)

 

と掲載されています。現在も同じ価格なのかどうかは不明なので、確認したい場合は、ヤマダ電機へお問い合わせいただけたらと思います。

 

 

 

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家庭用蓄電池10kWhの相場価格と導入のポイント徹底解説!のまとめ(1分で読みたい方はこちらから)

・10kWh蓄電池の市場価格は180万円~200万円(税抜)が一般的

・10kWh蓄電池は停電時の安全なバックアップ電源として利用可能

・日常的にエアコンや冷蔵庫などを含む家電の使用に十分対応可能

蓄電池の選定にはライフスタイルや使用状況の検討が必要

・太陽光発電システムと組み合わせた際の総コストも考慮する

・オススメの蓄電池はアイビス7、ニチコン、長州産業の蓄電池

・アイビス7の特徴は、全負荷タイプ、200Vも対応、太陽光発電と相性がいい、寿命が長い

・ヤマダ電機の10kWhの蓄電池の価格は、200〜250万円程度

蓄電池の導入は高額な初期投資が必要だが、長期的にはメリット多数

 

 

 

千葉を拠点とする『株式会社iR』では、太陽光発電、蓄電池、エコキュートやIHクッキングヒーターなど販売や工事を手掛けております。

 

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記事の監修者情報

記事の監修者情報:株式会社iR 代表取締役 桂田弘幸

太陽光発電、オール電化販売会社に営業として7年間勤務。
会社員時代に支店長を務め全支店TOPの売り上げを達成。
2016年からは独立し株式会社iRを設立。
設立後には船井総研の講師や外部企業のコンサルティングにも携わる。


 

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