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【徹底解説】エコワン導入で後悔?失敗しないためのポイント

query_builder 2024/04/07
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エコワン導入は失敗する?

【徹底解説】エコワン導入で後悔?失敗しないためのポイント

ご家庭の給湯器の買い替えを検討している方の中で、エコワンを導入するべきか悩まれている方も多いかと思います。

実際、「エコワン 失敗」と検索すると、エコワンを導入して後悔したり、失敗したと感じられている方がいることは事実です。

そこでこの記事では、エコワンを導入した方が失敗したと思った理由やメリット・デメリットについて解説していきます。

また、エコワンとエコジョーズ、エコキュートなどの比較やエコワンの光熱費や電気代、そして太陽光発電システムがない状況でのエコワンの影響について、ブログやSNSでの実際の感想なども紹介していきます。

さらに、プロパンガスの使用や水圧、運転時の騒音など、エコワンの特徴を詳しく掘り下げ、価格面から見た失敗を避けるためのポイントをご紹介します。

この記事を通じて、「エコワンをいらない」との意見や、後悔しないための情報をお届けし、あなたの疑問や不安を解消します。


 

この記事を読むと、

 

・エコワン導入の際の高い初期費用についての理解

 

・エコワンの光熱費削減効果が家庭によって異なること

 

・エコワンとエコジョーズの比較と、それぞれのメリット・デメリット

 

・プロパンガスを使用する際のエコワンの特性とコスト効果

 

・エコワンの運転音と水圧に関する実際のユーザーの感想と評価

 

がわかります。

 

 

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エコワン導入して失敗?!後悔の理由とは?

 

エコワンは最新のハイブリッド給湯器として注目されていますが、一部のユーザーからは後悔の声も聞こえてきます。主な理由として挙げられるのは、以下の3つの理由です。

 

①初期費用が高い

 

②光熱費削減度合いの低さ

 

③騒音問題

 

それぞれの理由について、1つ1つ詳しく解説していきたいと思います。

 

 

エコワンの相場価格とは?エコワンの後悔理由①初期費用が高かった

まず、エコワンで失敗したと後悔している理由の1つとして、「初期費用が高かった」という理由が挙げられます。エコワン自体、効率よくお湯を沸かせて光熱費を安くする給湯器ですから、従来の給湯器と比べて高くなるのは当然です。なお、エコワンの相場価格や他の給湯器の相場価格を下の表にまとめておきます。

 

▼横にスクロールできます▼

  相場価格
エコワン 60〜100万円
ガス給湯器 〜15万円
エコジョーズ 20万円〜30万円
エコキュート 50〜70万円

▲横にスクロールできます▲

 

この表を見ると、ガス給湯器、エコジョーズ、エコキュート、エコワンという順で初期費用が安いということがわかります。ただ、あくまで相場価格になりますので、販売店によって価格が異なる可能性はあります。

 

実際に、新築でエコワンを導入した方は、工務店の標準がエコキュートだったようですが、エコワンにすることで25〜30万円の追加費用がかかったと話されているので、他の販売店でもそれくらいの価格差が発生する可能性が高いです。

 

また、初期費用については、ランニングコストが安くなるような効率の良い給湯器が高くなる傾向があるのは仕方がないことかと思います。なので、そういう場合は、給湯器の寿命も考慮しその期間でのトータルコストがどれくらいかかるのかで検討することをおすすめします。なお、エコワンの寿命は10年が目安になっていて、メーカー保証は2年程度になります。

 

また、エコワンの場合は、床暖房等も併せて導入するご家庭も多いため、さらに費用が嵩んでしまったことにより、後悔しているケースもあります。そのため、初期費用が出せないのに無理にいい給湯器を購入する必要はないので、ご自身のタイミングに合わせて給湯器を選ぶようにしてみてください。

 

 

エコワンの電気代が高い?エコワンの後悔理由②光熱費削減度合いの低さ

2つ目の公開理由は、光熱費削減度合いの低さです。つまり、電気代が思ったほど下がらない、ということです。実際に、エコワンを販売しているリンナイで年間光熱費のシミュレーション結果を確認してみましょう。

 

引用元:リンナイ「エコワン 光熱費シミュレーション」

 

上の画像は、リンナイのエコワン光熱費シミュレーションで確認したデータです。条件としては、4人家族の既築住宅で、弊社の地域にお住まいで、太陽光発電なし、都市ガス、床暖房なしとしています。こちらのデータには、各給湯器で使用されるガス代だけでなく、電気代も含まれていますので、少し高めに感じるかもしれません。

 

また、こちらのデータはあくまで一般的なご家庭での例なので、使用頻度や生活スタイルが異なると、エコワンの電気代が高くなってしまう可能性もあります。例えば、給湯器を頻繁に高温設定で使用する場合や、特に大量のお湯を必要とする家庭では、予想外に電気代が高くなる可能性があります。

 

さらに、太陽光発電システムと連携していない場合は、エコワンの省エネ効果を最大限に活かせないため、電気代が思ったよりも削減されないこともあるでしょう。したがって、「エコワンの電気代が高い」という一般的な意見は、特定の条件や使用状況に依存するため一概に真実とは言えないのですが、高くなる可能性はあると思っておいても問題ありません。

 

 

エコワンの光熱費は?ブログやSNSでの評判や感想

 

エコワンの後悔理由の3つ目を確認する前に、SNSでの評判や感想などの反応を確認してみましょう。

 

 

 

 

他にもアメブロでは、エコジョーズとの差額を比較して、元が取れないと公開されている方もいらっしゃいました。(参考:アメブロ「エコワンの後悔が止まらないw」

 

以上、エコワンのコストに関してSNSなどの評判をまとめると、

 

・エコワンは光熱費削減の効果あり

 

・初期費用が高く元が取れない可能性大

 

といった内容が多かった印象です。

 

 

エコワンの後悔理由③騒音問題と解決策

エコワンの後悔理由の3つ目が騒音問題です。エコワンの音の大きさは、約49db以下(通常のガス給湯器)と公表されていますが、低周波が出ますので場合によっては、頭痛や吐き気を催す可能性もあります。

 

なお、低周波自体はエコジョーズやエコキュートなども発生するのですが、エコワンの場合は、両方の音がしているように感じる場合があるかもしれません。というのも、エコワンはガスと電気を使っているため、それぞれの凍結防止音が聞こえてくるのです。そのため、体への負担を大きく感じる方が多いようです。そのため、近隣トラブルになる可能性もあるので、設置場所には十分に注意するようにしてください。

 

また、X(旧Twitter)でエコワンの動作音を撮影されている方がいたので紹介します。先程もお伝えしましたが、人によっては吐き気や頭痛を起こす可能性もありますので、不調を感じたらすぐに動画の再生をストップするようにしてください。また、動画の再生は自己責任でお願いいたします。

 

【動画再生注意】エコワンの動作音

 

 

 

エコワンの騒音問題に対する解決策としては、まずは製品選びの段階で運転音のレベルを確認することが重要です。各モデルによって騒音レベルが異なるため、静かな運転を重視する場合は、特に低騒音設計の製品を選ぶことをおすすめします。また、設置場所を工夫することで、生活空間への音の影響を最小限に抑えることもできます。

 

また、騒音問題を解決する方法の1つとして、下の画像のような防音設備を設置するのもいいと思います。実際、こちらを販売している企業では、平均して13db程度騒音を減らすことに成功しているようです。

 

引用元:住友テクノ・サジェスト株式会社

 

 

エコワンで後悔しないために知っておくべきこと

エコワンで後悔しないために知っておくべきこと

エコワンを導入する際に後悔しないためには、いくつかの重要なポイントを知っておく必要があります。

 

まず、エコワンはハイブリッド給湯器であり、電気とガスの両方のエネルギーを利用するため、家庭の設置環境をよく理解することが不可欠です。特に、電気の配線やガスの供給状況によっては、エコワンの性能を最大限に引き出せない可能性があるため、事前の確認が必要です。

 

また、エコワンの初期費用は従来のガス給湯器に比べ高額であることが多いため、予算計画にも注意が必要です。さらに、光熱費の削減効果は、使い方や家庭環境によって大きく変わることを理解しておくべきです。

 

具体的な削減効果を知るためには、現在の光熱費と比較して検討することも重要です。これらの要因をしっかりと考慮し、自宅の条件と照らし合わせてエコワンを選ぶことが、後悔しないための鍵となります。

 

これらのことをしっかりと把握しておくためにも、エコジョーズやエコキュートとの比較やエコワンのメリット・デメリットもしっかり抑えておくことも重要かと思いますので、改めて確認していきたいと思います。

 

 

エコワンのメリット・デメリットとは?

それでは、エコワンのメリットとデメリットについて確認していきたいと思います。まず、エコワンのメリットですが、以下の4点が挙げられます。

 

1.光熱費を削減できる

2.停電時、災害時にも使える

3.沸き上げ時間帯に制約がない

 

それぞれについて解説していきたいと思います。

 

 

1.光熱費を削減できる

 

エコワンは、ガスと電気を組み合わせたハイブリッド型の給湯器なので、効率よくお湯を沸かすことが可能です。エコキュート同様にヒートポンプで効率よくお湯を沸かせるのでガス給湯器に比べて光熱費を削減できます。製造元のリンナイでも年間4〜6万円程度のランニングコストを削減できるとシミュレーションできています*。

*プロパンガスの場合は、さらにランニングコストを下げられる可能性もあります。

 

 

2.停電時、災害時にも使える

 

エコワンはガスと電気両方で稼働することができるため、停電の際にはガスで稼働して使用することが可能です。また、太陽光発電や蓄電池、非常用電源などをお持ちの場合は、停電時だけでなく、災害時にも使用することが可能です。

 

 

3.沸き上げの時間に制約がない

 

エコワンは、ガス給湯器としての性能もあるため、エコキュートのように沸き上げ時間が決まっておらず、ガス給湯器と同じような使い方をすることが可能です。そのため、いつでも好きな時にお湯を沸かすことができます。

 

 

続いてエコワンのデメリットですが、以下の3点が挙げられます。

 

1.初期費用が高い

 

2.光熱費削減度合いが低い

 

3.騒音問題が発生する可能性がある

 

これらの理由については、これまでにエコワンの後悔理由と同じ内容になりますので、ここでは割愛します。

 

 

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エコワンで失敗しない解決策とは?

 

エコワン導入で失敗を避けるための解決策として、まずは自宅の現状やニーズを正確に把握することが重要です。お湯の使用頻度、家族構成、住まいのタイプなど、状況に応じてエコワンが本当に自分の家庭に適しているかを見極める必要があります。そのため、エコワンの様々なモデルを比較検討し、自宅に最適な容量や機能を持つ製品を選ぶことが大切です。


また、騒音問題で近隣トラブルが発生して、装置の撤去が必要になったり、引っ越しをしなければいけない状況に陥ったり、訴訟される可能性もあります。そういったリスクも考えて、十分に下準備を行って設置するようにするようにしてみてください。

 

さらに、エコワンのデメリットをしっかりと理解して、それらに対して対策を立てていくことも重要になります。その方法の1つとして、導入前には光熱費のシミュレーションを行い、長期的なコスト削減効果を見積もるようにしてください。エコワンの導入に伴う初期費用と、将来的な光熱費節約のバランスを考慮し、予算に合った選択をすることが失敗しないための鍵となります。そして、導入後はメンテナンスを適切に行い、製品を長持ちさせるための対策も忘れてはなりません。

 

そこで、ここからはエコワンについていろんな角度からメリットやデメリット、各給湯器との比較などを行っって、エコワンの理解を深めていきたいと思います。

 

 

エコワンを太陽光なしで導入するデメリットとは?

 

太陽光発電システムを持たない家庭でエコワンを導入すると、いくつかのデメリットが生じる可能性があります。主なものは、電気代の削減が限定的になる点です。エコワンの効率的な運用には太陽光発電が大きな役割を果たします。太陽光発電システムがなければ、通常の電力を使用することになり、その結果、電気代の削減効果が減少します。

 

また、エコワン自体の省エネ性能は高いものの、太陽光発電の補助がない場合、全体のエネルギー効率は下がることが予想されます。このため、太陽光発電システムが設置されていない家庭では、エコワンのエネルギー効率の高さを最大限に活かすことが難しくなる可能性があるのです。

 

なお、先程のエコワンのメリットで、「停電時、災害時にも使える」とお伝えしましたが、実際には太陽光発電などの非常用電源がないと、停電時や災害時に使用することができません。他社のブログやYouTubeで非常用電源がないと使えないことを隠して、「停電時、災害時にも使える」とお伝えしているところもありますが、製造元のリンナイが「ポータブル電源があれば、ガスを使ってお湯を沸かすことが可能」とカタログでも謳ってますし、Q&Aでもそう回答しています。

 

 

引用元:リンナイ「Q&A(よくあるお問合せ)」

 

そのため、太陽光発電を導入せずにエコワンを導入する場合は、ランニングコストや停電時にエコワンをどうやって稼働させるかの対策をした上で、ご家庭に導入することをお勧めします。

 

 

エコワンの水圧は弱い?

 

エコワンの水圧に関しての懸念は、多くの利用者が抱える疑問の一つです。一般的に、エコワンの水圧は十分な水量を確保する設計になっていますが、家庭によって異なる状況に左右されることもあります。なお、エコジョーズやエコキュート、エコワンの水圧をそれぞれ比較すると以下の通りになります。

 

 

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  水圧
エコジョーズ 150〜740kpa
エコキュート(高圧力) 280〜320kpa
エコワン 390kpa
エコキュート(水道直圧) 500kpa

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エコジョーズは水道直圧なので、水圧の幅が少し広くなってますが最大で740kpa出ますので、シャワーの水圧が弱いと気になることは少ないと思います。一方、エコワンの水圧は高圧式のエコキュートと比べると、390kpaと高い数値を出していますが、従来のガス給湯器やエコジョーズよりも低くなってしまうため、不満を感じる場合があるかもしれません。

 

もし、シャワーの水圧は譲れない、という場合は、エコジョーズか日立が製造している水道直圧のエコキュートを検討することをおすすめします。日立の製造している「ナイアガラ出湯」のエコキュートは水道直圧給湯なので、シャワーと同時に台所で水を使っても水圧が弱いと感じる場合が少なく、3階に浴室があってもシャワーやお湯張りをすることも可能です。さらに、エコキュートでは飲用できないという欠点がなく、お湯をそのまま使用することも可能です。

 

話をエコワンに戻しますが、もしエコワンで水圧の問題が発生している場合、解決策としては専門の技術者による診断が推奨されます。また、エコワンを選ぶ際には、自宅の配管状態や必要な水量を考慮して選ぶことも重要です。

 

 

エコワンをプロパンガスで使用する場合のメリット・デメリット

 

エコワンをプロパンガスで使用する場合、いくつかのメリットとデメリットがあります。メリットとしては、通常のプロパンガスの給湯器と比較して、エコワンはエネルギー効率が高いため、ガスの使用量が減少し、結果的にガス代の節約につながる点が挙げられます。また、エコワンはヒートポンプ技術とプロパンガスの併用により、より効率的にお湯を供給することができます。

 

なお、実際どれくらい光熱費を削減できるかというと、年間で最大11万円程度削減できる可能性があります。

 


引用元:リンナイ「エコワン 光熱費シミュレーション」

 

 

一方でデメリットとしては、エコワン自体の導入費用がプロパンガスの通常の給湯器よりも高額になることがあります。そのため、エコワンを導入する際は、長期的なコスト削減を見込んで計画的に行うことが重要です。

 

 

エコジョーズVSエコワン どっちがお得?

 

エコジョーズとエコワンを比較する際、重要なのはそれぞれのシステムの特徴と自宅の状況を考慮することです。エコジョーズはガスの使用効率を高めた給湯器で、初期導入費用はエコワンに比べて低めです。対してエコワンは、ヒートポンプ技術を採用した高効率な給湯器で、電気とガスの双方を利用しています。そのため、エコワンは初期導入費用が高いものの、長期的には光熱費の節約が見込めるというメリットがあります。

 

言葉だけでエコジョーズは初期費用が安く、エコワンはランニングコストが安いといっても、どれくらい違うのかが分かりにくいと思いますので、リンナイのシミュレーション結果を活用して、改めて比較してみたいと思います。

 

▼横にスクロールできます▼

  エコジョーズ エコワン 差額
初期費用 20〜30万円 60〜100万円 40〜70万円
年間光熱費(都市ガス) 237,600円 195,300円 42,300円
年間光熱費(プロパンガス) 314,700円 224,900円 89,800円

▲横にスクロールできます▲

 

上の表を見ると、エコワンの方がエコジョーズよりも初期費用が40〜70万円程度高くなる一方で、ランニングコストが年間4〜9万円程度削減できることがわかります。エコワンの寿命が10年程度なので、10年間で見るとエコジョーズよりも40〜90万円程度の光熱費を削減することができます。ですが、初期費用が40〜70万円程度さがあるため、お住まいの地域がプロパンガスの地域でないと、コストメリットが出ない可能性があります。

 

また、家族の人数やお湯の使用量が多いご家庭では、エコワンの方が長期的にはコスト削減につながる可能性が高いです。一方で、小規模世帯や節約志向の強いご家庭では、初期費用が低いエコジョーズの方が経済的な選択かもしれません。最終的には、ご家庭の具体的な使用状況や費用対効果を考慮して選択することが重要です。

 

エコワンはいらない?エコキュートとの比較

 

「エコワンは本当に必要か?」という疑問は、エコワン導入を検討している方々に共通の課題です。この疑問に答えるためには、エコワンと他の給湯器との比較が不可欠です。ですが、これまでにエコワンとエコジョーズ、ガス給湯器との比較はお伝えしてきましたので、ここではエコワンとエコキュートとの比較を行っていきたいと思います。

 

本来だとノーリツの経済性シミュレーションを活用して年間のランニングコストを比較していきたかったのですが、ノーリツの経済性シミュレーションのバージョンが変更されて、各給湯器との比較ができなくなってしまいました。そこで、今回は過去にシミュレーションを活用して比較された方の画像を拝借して、ランニングコストの比較を行っていきたいと思います。

 

なお、シミュレーション内容としては、温水暖房の有無、ガスの種類(都市ガスもしくはプロパンガス)の組み合わせの4通りで比較していきます。(条件は、大阪にお住まいの4人家族で2022年での電気料金やガス料金で比較しています)

 

(1)温水暖房なし(プロパンガス)の場合

 

引用元:キュウタブログ「徹底比較】エコワンとエコキュートはどちらがお得なの?」

 

こちらは、温水暖房(床暖房・浴室暖房)がない一般的な給湯+追い焚きをするご家庭のシミュレーションになります。この条件で比較すると、エコワンよりもエコキュートの方が年間約12,000円お得になります。

 

さらに、エコキュートの初期費用の方が10〜30万円程度安いので、10年間のトータルコストで見ても、22〜42万円程度低くなり、エコキュートの方がお得になる可能性が高いです。

 

 

(2)温水暖房なし(都市ガス)の場合

 

引用元:キュウタブログ「徹底比較】エコワンとエコキュートはどちらがお得なの?」

 

 

こちらの条件で比較した場合も、エコキュートの方が年間7,700円程度お得です。先程のプロパンガスの場合でもそうですが、エコキュートの場合はオール電化の料金プランを利用していて、深夜の電気代が安くなっているため、エコワンよりも光熱費を削減できています。

 

 

(3)温水暖房あり(プロパンガス)の場合

 

引用元:キュウタブログ「徹底比較】エコワンとエコキュートはどちらがお得なの?」

 

こちらは、温水暖房(床暖房・浴室暖房)ありの場合のシミュレーションになります。暖房器具は電気よりもガスの方が効率的なのですが、このケースに関してはエコキュートの方が年間で6,300円お得になりました。理由としては、プロパンガスの値段の高さが影響していると考えられます。

 

 

(4)温水暖房あり(都市ガス)の場合

 

引用元:キュウタブログ「徹底比較】エコワンとエコキュートはどちらがお得なの?」

 

こちらは温水暖房あり(都市ガス)の場合になります。こちらのケースにおいては、これまでと異なり、エコワンの方が年間21,500円お得になります。

 

10年間のトータルコストを考えると、エコワンとエコキュートの初期費用が10〜30万円程度の差があるため、エコワンを安く導入できればエコワンの方がお得になり、高めの相場価格で購入することになると、エコキュートの方がお得になるという、少し複雑な状況になっています。

 

 

以上をまとめると、

 

・温水暖房なし→エコキュートがお得

・プロパンガスで温水暖房あり→エコキュートがお得

・都市ガスで温水暖房あり→エコワンがお得になる場合もある

 

というふうになります。そのため、基本的にはエコワンよりもエコキュートの方が費用を抑えられ、温水暖房を導入する都市ガスの地域に限っては、エコワンの方が安くなる場合がると覚えておくといいかもしれません。

 

 

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エコワン導入で後悔?失敗しないためのポイントのまとめ(この記事を一分で読みたい方はこちらから)

 

ここまでの記事の内容を以下にまとめてみました。

 

・エコワン導入には一定の高い初期費用が必要

 

・光熱費の大幅削減が保証されるわけではない

 

・プロパンガス使用家庭ではエコワンの経済的メリットも得られやすい

 

・エコワンの運転音に不満を抱くユーザーも存在

 

・太陽光発電システムがない家庭では電気代削減効果が限定的

 

・初期導入費用が高額で投資回収に時間がかかる可能性

 

・エコジョーズに比べ初期費用は高いが長期的な光熱費節約が見込める

 

・一般的にエコワンよりもエコキュートの方が初期費用もランニングコストも抑えられやすい

 

・温水暖房のあるご家庭で都市ガスの地域でのみエコワンの方がエコキュートよりもトータルコストを抑えられる可能性がある

 

この記事をきっかけに、エコワンではなくエコキュートを導入されたお客様もいらっしゃいますが、ご家庭にあった給湯器を選ぶきっかけになれば嬉しいです。

 

千葉を拠点とする『株式会社iR』では、太陽光発電、蓄電池、エコキュートやIHクッキングヒーターなど販売や工事を手掛けております。

 

各種お見積もりも無料で承りますし、住宅の設備機器設置も承りますので、お気軽にご相談ください。

 

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記事の監修者情報

記事の監修者情報:株式会社iR 代表取締役 桂田弘幸

太陽光発電、オール電化販売会社に営業として7年間勤務。
会社員時代に支店長を務め全支店TOPの売り上げを達成。
2016年からは独立し株式会社iRを設立。
設立後には船井総研の講師や外部企業のコンサルティングにも携わる。


 

 

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