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積水ハウスで蓄電池を後付けする場合の価格は相場よりも約20〜80万円高い傾向!

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query_builder 2024/07/12
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積水ハウスの蓄電池の後付け価格について徹底解説!

積水ハウスで蓄電池を後付けする場合の価格は相場よりも約20〜80万円高い傾向!

「積水ハウス 蓄電池 後付け 価格」と検索している皆さん、こんにちは。積水ハウスの住宅における蓄電池導入について、詳細な情報をお届けします。積水ハウスの蓄電池の価格が気になる方にとって、後付けの蓄電池が相場より高めであることは大きな関心事でしょう。

 

本記事では、積水ハウスで扱う蓄電池のメーカーの選び方や、積水ハウスで太陽光発電と蓄電池の見積価格を投稿している方なども紹介します。また、蓄電池10kWhの価格や家庭用蓄電池の価格比較、経済産業省が発表している蓄電池の価格推移データなどについても解説します。

さらに、積水ハウスオーナーでんきのデメリットや積水ハウスオーナーでんきの振込の頻度についても触れ、蓄電池導入の全貌を明らかにします。積水ハウスの蓄電池に関して投稿しているブログやSNSでの情報も交えつつ、蓄電池20kWhの実態や、蓄電池の相場価格などについてもご紹介します。これから蓄電池導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

この記事を読むと

 

・積水ハウスの蓄電池価格

・積水ハウスで家を建てた方が後付けで蓄電池を導入する際の注意点

・積水ハウスと他の販売業者との比較ポイント

・積水ハウスで選べる蓄電池メーカー

蓄電池の相場価格

 

などがわかります。

 

 

 

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積水ハウスにおける蓄電池の後付け価格は相場より約20〜80万円高め

積水ハウスで建てた家に蓄電池を導入する場合、積水ハウスよりも弊社を含め、ネットで集客を行っている販売店に頼んだ方が安いです。実際、お客様から問い合わせいただいた際も「積水ハウスの蓄電池の見積もりが高くて・・・」というご相談を何件もいただいております。実際、どれくらい高いかと言われると蓄電容量にもよりますが、積水ハウスで頼むほうが20〜80万円程度高くなる印象があります。


 

ですが、それでも最終的に「積水ハウスで」となるケースがあるんです。それは、住宅の保証がなくなってしまう可能性があるからです。というのも、積水ハウスでは、10年から最大で永年と長期間の保証制度があります。弊社では保証内容の詳細については確認できませんが、積水ハウスで家を建てたところに太陽光発電や蓄電池を導入しようとした場合には、必ず積水ハウスに確認しなければなりません。その際に、建てた当時と外観などが変わってしまうという理由で、建ってた時についていた長期保証を外す、と言われます。


 

そのため、せっかく安く蓄電池を販売する業者を見つけても、保証がなくなるのが嫌で価格が高い積水ハウスの蓄電池を選ばれる方も一定数いらっしゃるのです。ただ、保証が残り少ないから保証が切れても問題ないということで、弊社のような業者から蓄電池を購入するという方も一定数いるのも事実です。

 

新築で積水ハウスにおける蓄電池の価格も相場より高め

すでに家を建てられている方には関係のない話になってしまいますが、仮に積水ハウスで家を建てられる方が、太陽光発電や蓄電池を一緒に設置しようとした場合でも、後付けの時と同じように蓄電池の価格は相場価格よりも高めに感じています。
 

どれくらいの価格差があるかというと、後付けと同じくらいの20〜80万円程度の価格差があるように感じています。

 

ですが、ご自身で積水ハウスと太陽光発電や蓄電池の販売業者に連絡して、家を建てる際に太陽光発電と蓄電池設置するというのは、おそらく難しいかと思います。その理由も先程お伝えした保証が外されてしまうからです。


 

そのため、家は積水ハウスで建てると決められている方で、太陽光発電や蓄電池を導入したいという方は、積水ハウスで太陽光発電や蓄電池を導入した方が保証もなくなる心配もありませんのでいいかと思います。

 

ただ、相場より高めと言われてもよくわからないと思いますので、実際に積水ハウスの蓄電池の見積もり金額を確認していきたいと思います。

 

Xで見つけた積水ハウスの太陽光発電と蓄電池の見積り金額は約530万円

 

下の投稿はXで見つけた積水ハウスの見積もり額をアップされている方の投稿になります。

 

 

こちらの投稿を見ると、

 

・カネカ瓦式太陽光発電9.9kW

・パワコン

蓄電池11.2kW

 

を導入しようとしていたようで、価格を見ると、

 

・太陽光発電 2,574,000円

・パワコン 245,000円

蓄電池 2,500,000円

 

合計5,319,000円となっているようです。

 

弊社のような販売業者に依頼した場合は、同じような構成でもトータルで370〜450万円程度で販売できるところが多いのではないかと思います。そのため、積水ハウスに限らず他のハウスメーカーや工務店でもいいとお考えの場合で、家を建てるときや建てた後に太陽光発電や蓄電池を導入する可能性があると思うのであれば、他のメーカーや工務店も再検討してもいいかもしれません。

 

とはいっても、積水ハウスのシャーウッドなどの家の作りは、省エネとしても大変優秀な家づくりをされていますし、デザインもおしゃれなものが多いと思いますので、単純に金額だけで判断するのは難しいのかなと思います。

 

続いて、他にも積水ハウスで家を建てる方や建てられた方で、蓄電池の検討をされている方の投稿を見ていきたいと思います。

 

積水ハウスの蓄電池について投稿しているブログやSNSは少ない

積水ハウスの蓄電池に関して投稿している方は、先程の見積もりを投稿されていた方を含めても、そんなに多くはいらっしゃいません。ですが、弊社で積水ハウスで蓄電池を導入された方や検討された方のブログを2つ紹介したいと思います。

 

1人の方は、積水ハウスリフォームで蓄電池を検討した方で、最初は蓄電池を製造しているシャープから説明を受けたものの、わからないことがあって積水ハウスリフォームの営業担当の方から説明を受けたようです。説明に関してはわかりやすかったものの、蓄電池の価格が高く導入を断念したようです。


 

2人目の方は、太陽光発電と蓄電池を導入を検討された方で、最終的に太陽光発電7.5kWと蓄電池7.4kWhを導入することに決めたようです。本当は蓄電池の容量を14.9kWhと太陽光発電の容量よりも大きものにしたかったようですが、予算が合わないということで断念し、後から同じ容量の蓄電池を追加できるように7.4kWhに決めたようです。


 

他にも、太陽光発電のみを検討されている方や、太陽光発電と一緒に蓄電池を検討されている方はいましたが、導入されていないようでした。


 

ここまでで、積水ハウスの蓄電池の予算が高そうなことや保証が外れてしまう可能性があることはご理解いただけたかと思いますので、次は積水ハウスで選べる蓄電池のメーカーについて解説していきたいと思います。

積水ハウスで選べる蓄電池メーカーは、シャープとパナソニック、ニチコンの3種類

積水ハウスで選べる蓄電池メーカーは、シャープとパナソニック、ニチコンの3種類になります。もしかすると、オムロンも選べる可能性もあるのですが、弊社では確認できておりません。

 

シャープとパナソニック、ニチコン、オムロンでは、以下のような蓄電池を販売・製造しています。

 

シャープ

シャープの蓄電池
 

パナソニック

 

 

ニチコン

 

オムロン



 

もし、パナソニックの蓄電池を選ぶ場合は注意が必要です。というのも、パナソニックの「創蓄連携システムS+」は60A以上のブレーカーが設置されている場合、特定負荷型の蓄電池しか設置できません。60A以上のブレーカーが設置されるケースとしては、オール電化で床暖房や蓄熱暖房を入れているケースや2世帯住宅でブレーカーを1つで管理しているケースなどが考えられます。そのため、60A以上のブレーカーが設置されている家で、パナソニックの蓄電池を導入すると、停電時にIHやエコキュートが使えないなど災害時などに稼働しない電化製品が出てくる可能性があります。

 

予算の関係であったり、よく検討した上でパナソニックの「創蓄連携システムS+」を選ぶのでしたらいいのですが、何も調べずにパナソニックの「創蓄連携システムS+」を選ぶと後悔する可能性が高いです。

 

もし、特定負荷について知りたいという場合は、こちらの記事も併せてお読みださい。

蓄電池の特定負荷タイプって何?

蓄電池の全負荷タイプって何?

ハイブリッド蓄電システムって何?

単機能蓄電システムって何?

トライブリッド蓄電システムって何?

 

以上が積水ハウスで選べる蓄電池メーカーになります。なお、積水ハウスで太陽光発電を設置した方の場合、10年後に「積水ハウスオーナーでんき」というFIT契約終了後に、比較的高い価格で太陽光発電で発電した電力を購入してもらえるという仕組みがあるのも特徴の1つです。

 

そこで、積水ハウスオーナーでんきについても確認していきましょう。

 

 

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積水ハウスオーナーでんきのデメリットは電気代の方が高くなること!

積水ハウスオーナーでんきに加入することで、11.0円/kWhという高い単価で電力を買い取ってもらえる一方で、電力会社から電力を購入する方が平均約31円/kWhと電気代の方が高くなってしまう、というデメリットが発生してしまいます。

 

もちろん、FIT契約が満了後に東京電力に余剰電力を買い取ってもらうとなると、8.50円/kWhと半額以下になる可能性が高いですので、積水ハウスオーナーでんきに加入することで11.0円/kWhになるわけですから、それだけでも十分メリットかとは思います。ですが、東京電力などの電力会社から買電する際には平均約31円になるため、余剰電力も自家消費に回した方が断然お得なわけです。


 

積水ハウスオーナーでんきはデメリットの方が大きいように感じるかもしれませんが、太陽光発電をつけたけど、そもそも電力消費が少ないから自家消費に回さなくても大丈夫、と言う方もいるかもしれません。そこで、積水ハウスオーナーでんきの振込頻度、支払い回数についても確認していきたいと思います。

積水ハウスオーナーでんきの振込は年1回のみ

積水ハウスオーナーでんきの買電に対する支払い、振込頻度は、年1回となっています。これには理由があって、積水ハウスの方でも「振り込みにかかるコストを抑え、できるだけ売電価格を高く設定する」とFAQに記載されていたそうです。(2024年7月現在では、サーバー攻撃によりサーバーを停止しているため確認できません)

 

毎月支払いがあっても、大した金額にならないことが多いでしょうし、毎月振込手数料分減らされるだけでも、年間で4,000〜5,000円程度変わってきます。そのため、年1回の方が振込手数料が少なくて済みますし、忘れたころにちょっとしたボーナスがもらえて嬉しくなれるので、いいのかもしれません。


 

以上が、積水ハウスオーナーでんきの内容になります。それでは一度、積水ハウスで蓄電池を後付けで検討する場合についてポイントをまとめていきたいと思います。

 

積水ハウスで建てた方が蓄電池の後付けを検討するときのポイント4選

これまで積水ハウスの蓄電池に関していろいろと解説してきましたので、改めてここで「積水ハウスで建てた方が蓄電池の後付けを検討するときのポイント4選」という形で重要なポイントをまとめていきたいと思います。

 

0.余剰電力と予算を確認する

 

蓄電池を導入しようと思っても、太陽光発電で余剰電力がなかったり、予算が厳しいとなるとすぐに導入するのは難しくなってしまいます。そのため、現状を把握するためにも、太陽光発電の余剰電力や予算がどれだけ使えるのかを確認しておきましょう。

 

もし、余剰電力が多くなければ、積水ハウスオーナーでんきを利用して売電する方がお得になるケースもありえますし、時間を無駄にしないためにも「余剰電力なんて調べなくてもいいでしょ」と雑にならずにしっかりと調べるようにしていきましょう。

 

 

1.積水ハウスに蓄電池の見積もりを依頼する

 

まずは、家を建てたハウスメーカーである積水ハウスに蓄電池の見積もり依頼をしてみましょう。これまでに積水ハウスの蓄電池は高めとお伝えしましたが、実際には確認してみないとわからないかと思います。また、見積もり依頼したからといって必ず積水ハウスから購入しなければいけないというわけでもないですので、蓄電池の導入を検討するのであれば、他社とも比較するためにも見積もり依頼をしてみましょう。

 

 

2.蓄電池販売業者から蓄電池の見積もりを依頼する

 

積水ハウスから見積もりをもらうと同時に、他の販売業者からも見積もり依頼をしていきましょう。できたら1社だけではなく、2〜3社から見積もりを依頼できると、蓄電池の相場も理解できると思いますので、おすすめです。

 

 

3.見積もり内容を比較する

見積もりが揃ったら、見積もり内容を比較するようにしましょう。見積もりで比較するポイントとしては、

・見積もり金額

蓄電池の性能

・保証内容

の3つを確認するようにしてください。

 

また、業者によっては蓄電池を導入した際の金額的なメリットがわかるような資料も渡してくれることがあります。その場合は、その資料も確認して何年で元がとれるのかも確認してみるのもいいと思います。

 

 

4.積水ハウスの保証内容や残り期間を確認する

 

こちらの内容は、積水ハウス以外で蓄電池を導入する場合の話ですが、積水ハウスで建てた家の保証内容や残り期間を確認しましょう。

 

積水ハウスでは、家に対して長期保証制度を行っています。保証期間は弊社ではわかりかねますが、調べた限りですと、10年〜30年の保証があり、有料にすると永年の保証がつくようです。その保証の契約期間中に、別の会社から太陽光発電や蓄電池を導入しようとすると、保証がなくなってしまうことがあるようです。

 

そのため、積水ハウス以外の企業から蓄電池を導入する場合は、

・どれくらい保証期間が残っているのか

・保証がなくなっても保険などで対応できるか

・保証がなくなってもコスト的に損しないか

というところを確認した上で、蓄電池の導入を検討するといいと思います。

 

以上の4つのポイントを抑えておくと、蓄電池選びで失敗したなと感じることが少なくなると思いますので、ぜひ活用してみてください。

 

先程、「3.見積もり内容を比較する」のところで

・見積もり金額

蓄電池の性能

・保証内容

を比較しましょうとお伝えしましたが、具体的にどういうところを見ていけばいいのか、について解説していきたいと思います。

 

家庭用蓄電池は価格比較するよりも性能や保証比較すべし

家庭用蓄電池の見積もりをもらったら、価格比較をするよりも性能や保証の比較を徹底的に行うようにしてください。というのも、蓄電池にはいろんな種類がありますし、メーカーごと、場合によっては型番ごとに保証内容も異なります。

 

例えば、蓄電池には、

・単機能型

・ハイブリッド型

・トライブリッド型

・全負荷型

・特定負荷型

などといった複数の種類があり、価格が安いからといって性能も把握せずに決めてしまうと、必ず後で後悔します。

 

また、保証についても以下の表のようにメーカーごとで異なります。

 

メーカー 機器・容量保証 自然災害補償
シャープ 10年保証
※対象機器に限る
※有償で5年保証延長
不明
※販売業者に要問い合わせ
パナソニック 10年保証
※対象機器に限る
※有償で5年保証延長
自然災害保証あり
※販売業者に要問い合わせ
ニチコン 10年保証
※対象機器に限る
※有償で5年保証延長
10年保証
※対象機器に限る
オムロン 15年保証
※容量保証は、15年後初期容量の60%以上
不明
※販売業者に要問い合わせ
長州産業 15年もしくは20年保証
※対象機器に限る
不明
※販売業者に要問い合わせ
京セラ 蓄電池本体は15年保証
リモコンは5年保証
10年保証

 

上の表をみると、単純に保証期間だけでも短いところは10年なのに対し、長いところだと20年も保証期間があるわけです。また、太陽光発電の耐用年数が17年で、太陽光パネルの寿命が30年以上もあるといわれてもいますので、導入する蓄電池も10年以上使いたいところだと思います。

また、蓄電池の導入コストがどれくらいで回収できるかを確認するときに、10年以上で回収となった場合、保証の短いメーカーの蓄電池だと、故障して元が取れないという可能性も出てきてしまいます。

 

そのため、業者から見積もりをもらったら、わかりやすい価格の比較は最後にして、まずは蓄電池の性能と保証の比較を徹底的に行うようにしましょう。

 

 

また、これまで積水ハウスの蓄電池は相場価格よりも高めというお話をしてきましたので、一般的な蓄電池の販売価格やkWhあたりの単価推移についても確認してみましょう。

 

 

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経済産業省が発表している蓄電池の価格推移では年々価格が下がっている

蓄電池の相場価格については、販売目標単価なども含めて、経済産業省が公表しています。実際に下の画像は経済産業省で発表された家庭用蓄電池のkWhあたりの販売単価(工事費を除く)の変化を表したグラフになります。

 

引用元:経済産業省「定置用蓄電システム普及拡大検討会 第4回」

こちらのデータをみると、工事費を除いた蓄電池の価格が2015年度から2019年度でおおよそ2/3にまで下落していることがわかります。

 

また、下のグラフは2019年の家庭用蓄電池の価格水準になります。

 

引用元:経済産業省「定置用蓄電システム普及拡大検討会 第4回」

 

2019年における蓄電池の価格水準は工事費を含めると、18.7万円/kWhとなることがわかります。ただし、こちらは蓄電池の容量別の単価というわけではありませんので、蓄電池の容量が少なければ、この水準よりも高めの単価になる可能性もあるので、注意してください。

 

では、実際の相場価格はどれくらいなのかも確認してみたいと思いますので、多くの方が設置する可能性が高い蓄電池10kWhで確認していきましょう。

蓄電池10kWhの相場価格は180〜240万円(税抜)

先程、経済産業省が発表している価格水準だと、蓄電池の1kWhあたり販売単価は18.7万円/kWhとお伝えしましたが、実際にはもう少し高めの金額になっていて、蓄電池10kWhの相場価格は180〜240万円(税抜)あたりになっています。

 

また、多くの方が設置する可能性の高い蓄電池の容量は7〜10kWh程度になりますので、蓄電池7kWhの相場価格もお伝えしておくと、約140〜200万円(税抜)になっています。こういったある程度の相場価格を抑えておくだけでも、業者からもらった見積もりを見て判断しやすくなりますので、7〜10kWhの相場価格はメモしたり、覚えておけるようにしてください。

 

多くの方が設置する蓄電池の容量は7〜10kWh程度とお伝えしましたが、中には10kWh以上の蓄電池を検討する方もいるかと思います。そこで、次に蓄電池20kWh以下の蓄電池についても解説していきたいと思います。

蓄電池20kWhは家庭用としてはオーバースペック!

中には余剰電力が多く、20kWhの蓄電池も検討する方もいるかもしれませんが、基本的にはオーバースペックです。というのも、太陽光発電10kWが1年間で発電する電力は約12150kWhです(※1)。この場合1日の発電量が33kWh/日になります。また、世帯別の1ヶ月の消費電力は以下の表のようになります。

 

  一戸建て(kWh/月) 集合住宅(kWh/月)
1人暮らし 219 186
2人暮らし 331 272
3人家族 386 313
4人家族 436 316

引用元:東京都環境局公式サイト「平成26年度東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 報告書」

 

このデータから1日あたりの消費電力を計算すると、一戸建てに住む4人家族の場合で約14.5kWhとなります。そのため、4人家族以上であったり、1日の消費電力が約14.5kWh以上の場合は、大きい容量の蓄電池を導入する価値はありますが、基本的にはオーバースペックになる可能性が高いです。

 

また、1日に14.5kWhの電力を消費する場合だとしても、この数値の中に日中に使う電力と夕方以降に使う電力があります。そのため、夕方以降に使う電力がどれくらいあるかを確認した上で、蓄電池の容量を決めるようにするといいと思います。

 

※1 引用元:環境省「令和元年度再生可能エネルギーに関するゾーニング基礎情報等の整備・公開等に関する委託業務報告書」

 

 

積水ハウスで蓄電池を後付けする場合の価格は相場よりも約20〜80万円高い傾向!のまとめ

以下、この記事のまとめになります。

 

・積水ハウスの蓄電池後付け価格は相場より20〜80万円高い

・積水ハウス以外の販売店の方が安い

・保証があるため積水ハウスを選ぶ人もいる

・積水ハウスの保証期間は10年から永年

・外観の変更で保証が外れることがある

・保証が切れても問題ない場合は他社を選ぶ人もいる

・新築でも積水ハウスの蓄電池は相場より高い

・新築時も後付け時も価格差は20〜80万円程度

・保証が外れるため積水ハウスで導入する方が安心

・見積もりでは太陽光発電と蓄電池で約530万円

・他の販売業者では370〜450万円程度で提供可能

・積水ハウスの家は省エネ性が高くデザインも優秀

・積水ハウスの蓄電池の情報はブログやSNSで少ない

・積水ハウスで選べる蓄電池メーカーは3種類

・パナソニックの特定負荷型蓄電池は注意が必要

・積水ハウスオーナーでんきの買電価格は高い

・オーナーでんきの振込は年1回

 

 

千葉を拠点とする『株式会社iR』では、太陽光発電、蓄電池、エコキュートやIHクッキングヒーターなど販売や工事を手掛けております。

 

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記事の監修者情報

記事の監修者情報:株式会社iR 代表取締役 桂田弘幸

太陽光発電、オール電化販売会社に営業として7年間勤務。
会社員時代に支店長を務め全支店TOPの売り上げを達成。
2016年からは独立し株式会社iRを設立。
設立後には船井総研の講師や外部企業のコンサルティングにも携わる。


 

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