太陽光発電・蓄電池は株式会社iR

リクシルの建て得で太陽光発電を導入すると最大約265万円も損する可能性あり!

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query_builder 2024/07/21
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リクシルの建て得は本当にお得なの?

リクシルの建て得で太陽光発電を導入するとで最大約265万円も損する可能性あり!

リクシルの建て得は、太陽光発電を実質0円で導入できるという魅力的なサービスです。しかし、「リクシル 建て得」と検索している方は、その背後に潜むデメリットやコストについて気になっているのではないでしょうか。実際、「建て得 電気代 高い」と感じる方も多く、評判もまちまちです。このサービスを利用する前に、リクシル 建て得の条件や電気代の確認、蓄電池の導入に関する情報をしっかりと把握することが重要です。

 

さらに、リクシル 建て得の太陽光パネルメーカーであるカナディアンソーラーについての情報も欠かせません。特に、建て得を利用した10年後や15年後のトータルコストが気になる方も多いでしょう。この記事では、これらの要点を詳しく解説し、専門販売業者から購入した方がトータルコストで安くなる理由を明らかにします。リクシル 建て得を利用する際の電気代や評判、条件について知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

 

この記事を読むと、

 

・リクシル 建て得の総費用について

・建て得のサービス内容と種類

・建て得の電気代に関する情報

・建て得の利用条件と注意点

・専門販売業者とのコスト比較

 

が分かります。

 

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リクシルの建て得で太陽光発電を導入すると最大約280万円損する可能性あり!

リクシルの建て得は、太陽光発電の費用が実質0円なのは魅力ですが、トータルコストで最大約265万円損する可能性があります。弊社でなぜこのような試算になったかを解説する前に、リクシルの建て得について簡単に紹介していきたいと思います。

 

リクシルの建て得には、「建て得バリュー」「建て得ライフ」「建て得スマイル」「建て得リフォーム」という4種類の太陽光発電に関するサービスがあります。

 

建て得シリーズ

引用元:LIXIL 「建て得カタログ閲覧」


 

こちらの4つのサービスに共通の特徴として、

 

・太陽光発電を実質0円で設置

 

・太陽光発電で発電した電気は使い放題

 

・太陽光発電の売電収入を15年間LIXIL TEPCOに譲渡

 

があります。


簡単にいうと、ZEHなどの省エネ基準の家に太陽光発電を設置し、設置費用を太陽光発電の売電収入で支払う、というサービスになります。そのため、一部のサービスでは多少の費用がかかるのですが、実質0円で太陽光発電を設置できるというサービスになります。

 

それでも、実質0円で太陽光発電5〜13kWを導入できるというのは、資金が少ない方にとってはかなり魅力的なサービスなのではないでしょうか。ですが、弊社で調べた限りですと、約20〜60万円程度損してしまう可能性があるのです。

 

実際に、弊社が調べて試算した結果について、確認していきたいと思います。

建て得の利用10年後または、15年後のコストは約133.5〜282.6万円!

建て得を利用して10年後または、15年後までにかかるコストは約133.5〜282.6万円になります。

 

弊社ではこのようにコストを試算しましたが、実際に各サービスでどれくらいの費用がかかるのか、下の表にまとめました(※1〜4)。

 

  設置容量 設置費用 売電収入
(15年間)
追加費用 実質負担額 対象住宅
建て得
バリュー
9kW以上 なし 約195〜265万円

(10〜13kWで計算)
17.6万円 約195〜265万円

約190〜283万円*
ZEH
建て得
ライフ
7〜9kW 33万円 約126〜167万円

(7.0〜8.8kWで計算)
17.6万円 約159〜200万円

約177〜218万円*
ZEH
Nearly ZEH
ZEH Oriented
建て得
スマイル
5〜8kW 49.5万円 約84〜144万円

(5.2〜7.8kWで計算)
17.6万円 約133.5〜193.5万円

約151〜211万円*
7kW以上
改正省エネ基準

5kW以上7kW未満
ZEH
Nearly ZEH
ZEH Oriented
建て得
リフォーム
4〜10kW 49.5万円 約84〜195万円

(5.2〜10kWで計算)
17.6万円 約133.5〜244.5万円

約151〜262万円*
 

* 屋根材の条件により追加費用がかかる場合

※1 引用元:LIXIL「建て得バリュー 商品カタログ」

※2 引用元:LIXIL「建て得ライフ 商品カタログ」

※3 引用元:LIXIL「建て得スマイル 商品カタログ」

※4 引用元:LIXIL「建て得リフォーム 商品カタログ」

 

この表を見ると、建て得を利用して太陽光発電を設置した場合、

 

太陽光発電5.2kW:約133.5万円

太陽光発電7KW:約159万円

太陽光発電9kW:約200万円

太陽光発電13kW:約265万円

 

の費用が本来かかっているということになります。

 

さらに、設置できる屋根材も限られており、屋根材が基準を満たしていないと、オプション費用としてさらに17.6万円がかかります。なお、リクシルでは屋根材がスレート材と縦葺き板金屋根材のみがオプション料なしで設置できますが、横葺き板金屋根材、和瓦、Tルーフ、シングルなどの屋根の場合はオプション料金がかかります。(※5)

 

そのため、仮にオプション費用を含めると、

 

太陽光発電5.2kW:約151万円

太陽光発電7KW:約177万円

太陽光発電9kW:約218万円

太陽光発電13kW:約283万円

 

となります。

※5 引用元:LIXIL「建て得バリュー 商品カタログ」

 

 

一方で、弊社のような専門販売業者に依頼して太陽光発電を設置した場合は、以下のような相場価格になります。

 

太陽光発電5kWの相場価格:約110〜140万円

太陽光発電7kWの相場価格:約130〜180万円

太陽光発電9kWの相場価格:約170〜220万円

太陽光発電13kWの相場価格:約220〜270万円


 

これらの相場価格を元に建て得で本来かかっている費用を比較すると、建て得のほうが専門業者から購入するよりも約20〜60万円もコストが高くなってしまうという可能性があるわけです。

 

なお、専門業者で購入する場合の相場価格には、売電収入の金額を含めておりませんので、仮に15年間の売電収入を相場価格から差し引くと、

 

太陽光発電5kWの実質負担額:26〜56万円

太陽光発電7kWの実質負担額:4〜54万円

太陽光発電9kWの実質負担額:3〜53万円

太陽光発電13kWの実質負担額:0〜5万円

 

ということになります。そのため、建て得で太陽光発電を設置すると、最大で約265万円も損してしまう可能性があるとお伝えしたわけなんです。

 

さらに、もう1つ気をつけたいポイントがあります。それは契約する電力会社です。リクシルの建て得を利用すると、確実に勧められるのが「建て得でんき」への加入で、勧められるがままに契約すると、「なんか高くない?」となる可能性もあるので、注意が必要です。

 

では、その「建て得でんき」について、詳しく解説したいと思います。

 

建て得でんきの電気代は他の電力会社よりも月々1,000円以上も高くなる!

建て得でんきは、建て得を利用している方が加入できる電気料金の契約プランなのですが、建て得でんきの電気代は他の電力会社よりも月々1,000円以上も高くなる可能性があります。というのも、弊社が調べた限りだと、建て得でんきの電気料金が1kWhあたり、約3〜5円近く高いのです。

 

下の画像は、建て得でんきの料金プランと東京電力の料金プランになります。


引用元:LIXIL「建て得リフォーム 商品カタログ」

 

引用元:東京電力「スタンダード」「スマートライフ」

 

この表を元に、弊社の方で一戸建てに4人で住んでいるご家庭の平均的な電気代を計算してみました。参考データとして、東京都環境局で発表されている4人家族の1ヶ月あたりの平均電気使用量436kWhと、太陽光発電の年間自家消費量1,800kWhを使っています。

 

これらのデータを元にすると、4人家族のご家庭が1ヶ月に電力会社から購入する電力は約286kWhとなります。そのため、40Aで契約した4人家族の1ヶ月あたりの平均電気料金は以下の通りになります。

 

建て得でんき:4×302.17+4069.2+39.85×166=11892.98円

東京電力:4×302.17+29.8×120+36.4×166=10865.4円

差額:1,027.58円

 

そのため、建て得でんきに加入すると、ガス併用の場合で1ヶ月あたり1,000円高くなってしまう可能性があるわけです。

 

数年前までは建て得でんきへの加入は必須だったのですが、2024年現在は建て得でんきへの加入は任意となってますので、加入しないことも可能です。そのため、加入するメリットがあるかどうかを加入する前にしっかり検討してみてください。

 

これまで、リクシルの建て得を利用して太陽光発電を設置する場合の費用について解説してきましたが、費用だけではご自身にとっていいのか悪いのか、判断できないかと思います。そこで、建て得にはどんなメリットとデメリットがあるのかも確認してみましょう。

リクシルの建て得のメリットは設置費用が実質0円

建て得のメリットはなんといっても設置費用が実質0円になります。太陽光発電を購入する場合は、通常一括もしくは分割で購入するケースがほとんどです。ですが、この費用を売電収入を活用して支払うというのはメリットがあるのではないでしょうか。

 

また、当然と言えば当然かもしれませんが、設置した太陽光発電で発電した電気は使い放題というのもメリットの1つです。そのため、仮にご家族の方がリモートワークやフリーランスの方で自宅での作業が多い場合は、自家消費率が上がるので売電収入は減るものの、その分契約期間が長くなるというわけではありませんので、実際にかかっている費用をお得にできる可能性もあります。

 

以上の2つのメリットに対して、どんなデメリットがあるのか見ていきましょう。

リクシルの建て得のデメリットは、電気代が高い、メーカーを選べないなど複数ある

建てとくのデメリットは、

・建て得でんきの電気料金が高い

・リクシル製品を選ばなければいけない

・途中解約する際に精算金が発生する

・おひさまエコキュートを使う場合に別途費用がかかる

・太陽光発電のメーカーを選べない

など、複数挙げられます。

 

建て得でんきについては、先述の通りなのでここでは割愛しますが、建て得では「リクシル製品を選ばないといけない」という縛りがあります。

 

こちらは、建て得を利用する際に、サッシや玄関ドア、システムバスなどにリクシル製品を選ぶ必要があるというものです。リクシルの資料を見る限り、サッシと玄関ドア、トイレは必須で、構造パネルと全館空調のいずれか1つ、システムバス、システムキッチン、室内ドアの中から1つ採用する必要があるようです。

 

リクシルの商品はいいと思うのですが、人によっては「トイレは〇〇製がいい」というようなこだわりもあるかと思います。そのため、家にこだわりがある方にとってはデメリットになるかと思います。

 

また、途中解約すると精算金が発生する、というデメリットもあります。この件に関して注意しなければいけないことは、途中解約すると残債を一括で支払うだけでなく、特別値引の金額も支払わなければいけない可能性があることです。

 

というのも、解約に関する記載が見つからなかったのですが、こちらの方の記事を確認すると、契約前にLIXILから電話で20分くらいあったと記載があります。なお、こちらの方の場合は、LIXILに譲渡する売電収入が10年間だったようです。

 

加えて、途中解約するつもりがなくても、電気の契約者や建物の所有者が変わってしまうなど名義変更が必要になった場合も、途中解約をすることになってしまうので、注意が必要です。

 

さらに、建て得では、おひさまエコキュートを使うには追加費用を支払う必要があります。蓄電池を導入しないご家庭で、太陽光発電の自家消費を上げる場合、おひさまエコキュートを利用したり、エコキュートのソーラーモードを使って、日中にお湯を沸かそうと考えるかと思います。

 

ですが、建て得に加入しておひさまエコキュートなどを使用する場合は、1台につき19.8万円の費用を支払う必要があります。この費用はオプション費用であって、製品代や工事費用は含まれていませんので、設置するのには別途製品代と工事費用が必要になります。

 

他にも、建て得では選べる太陽光発電のメーカーが1社であるというデメリットがありますので、こちらについても詳しく解説していきます。

LIXILの建て得で選べる太陽光パネルはカナディアンソーラー1社

LIXILの建て得で取り扱っている太陽光発電メーカーは、カナディアンソーラー1社になるかと思います。こちらのメーカーは、弊社のような専門販売業者も取り扱うメーカーで、実際に家庭用太陽光発電に多く採用されている実績のあるメーカーなので、メーカー自体にはそこまで不満を感じることは少ないかと思います。

 

ご存知でない方にも簡単にカナディアンソーラーについて解説したいと思います。

引用元:カナディアンソーラーホームページ
 

カナディアンソーラーは、世界各国で販売されている太陽光発電メーカーで、日本での設置実績も多く、専門業者のおすすめランキングでも上位の方にランクインする人気のメーカーです。顧客満足度では全世界1位を誇理、太陽光パネルの保証も25年、太陽光発電システムの保証も15年と長い保証もあるので、安心できるかと思います。

 

もし、弊社における太陽光発電メーカーのおすすめランキングが知りたい場合は、こちらも併せてお読みください。

→【徹底解説】太陽光発電と蓄電池のおすすめランキングと容量の選び方

 

 

ですが、お住まいの地域や設置条件によっては、他社メーカーでも検討したいと思うのが普通なのではないかと思います。そのため、太陽光発電のメーカーを選べないというのはデメリットになるかと思います。

 

ここまで、建て得で太陽光発電を導入する場合について解説してきましたが、建て得には「建て得でんち」というサービスもあります。太陽光発電を導入する方は、蓄電池も検討している方が多いかと思いますので、こちらについても解説していきたいと思います。

リクシルの建て得で蓄電池も購入すると最大約163万円損してしまう可能性あり

リクシルの建て得でんちで蓄電池も購入すると、〇〇円も損してしまう可能性があります。ただ、建て得でんちについてご存知ではない方もいるかと思いますので、この金額の詳細を説明する前に建て得でんちについて解説したいと思います。

 

建て得でんちは、ZEHの家を新築で建てる方向けのサービスで、利用すると太陽光発電と蓄電池11.5kWhを格安で設置できるようになります。実際にどれくらいの金額で設置できるかというと、建て得でんちは220万円、建て得でんちプラスなら165万円で設置できるようになります。

 

建て得でんちのカタログやサイトを見ますと、下の画像のように経済的なメリットがあると紹介されています。

 

引用元:LIXIL 「建て得でんち」

 

建て得でんちを利用して設置できる、太陽光発電10.125kWhと蓄電池11.5kWを設置する場合の費用は、約486万円と表記されていて、建て得でんちの初期費用は220万円になるので、設置費用だけでも約266万円、建て得でんちプラスならさらにお得で設置費用だけでも約321万円もお得に設置できるということのようです。

 

また、ランニングコストの方は、太陽光発電や蓄電池設置しない一般住宅と比較して、15年間で約350万円も節約できると言われています。



引用元:LIXIL 「建て得でんち」
 

 

なお、設置容量に関しては、建て得でんちのカタログを見る限りだと、

建て得でんち:太陽光発電10.125kW + 蓄電池11.5kWh

建て得でんちプラス:太陽光発電13kW以上 + 蓄電池11.5kWh

になるようです。

 

ただし、先程お伝えした金額を支払ったら終わりというわけではなく、この金額に加えて、太陽光発電システムで発電した電力のうち、余剰電力を売電することになるのですが、この売電収入をLIXIL TEPCOスマートパートナーズに15年間提供するという契約になるのです。

 

そこで気になるのが、実際どれくらいの売電収入が見込めるのか、ということになるかと思います。そこで、太陽光発電1kWあたりの年間発電量を1,215kWh(※6)とし、年間の自家消費電力をリクシルのカタログに書かれている4,822kWhとした場合、建て得でんちで設置した太陽光発電や蓄電池を使って得られる売電収入は、以下のような計算方法で求められます。

 

余剰電力:1,215kWh/kW × 10125kW ー 4,822kWh = 約7,480kWh

売電収入:約7,480kWh × 16円/kWh = 約119.680円

 

これが初年度の売電収入になります。残りの14年分に関しては、太陽光発電の劣化も含めて計算しなければいけないので、詳しい計算式は割愛しますが、15年間で約137万円の売電収入が得られることになります。ちなみに、建て得でんちプラスで太陽光発電13kWを設置した場合に得られる予定の売電収入は15年間で約203万円となります。

※6 引用元:環境省「過年度の再生可能エネルギーのポテンシャル推計に係る算 定方法・数値情報の見直し及びデータベースの更新」

 

 

なお、この売電収入はLIXIL TEPCOスマートパートナーズに譲渡することになりますので、この売電収入分を支払いだとすると、建て得でんちで太陽光発電や蓄電池にかかる費用は約357万円程度になるということになります。

 

また、建て得でんちを利用する際に注意しなければいけないことは、電力会社との契約に関して、リクシル製品の購入が少ないと、LIXIL TEPCOスマートパートナーズとの契約が必須となってしまうことです。料金プランの内容としては、先述している料金プランと同じ内容になっているのですが、最低限のLIXIL製品しか購入しないと、建て得でんきライトへの加入が必須になってしまうようです。この場合、建て得でんきスタンダードやプレミアムと比べて、最初の120kWhまでは変わりませんが、それ以降1kWhあたりの単価が0.13〜0.76円程度高くなっているので、注意が必要です。

 

先程、ガス併用の電気料金を比較した際に、建て得でんきと東京電力とで電気を使用した場合では、建て得でんきの方が1ヶ月あたり1,000円程度コストが高いという計算結果が出ているので、年間で12,000円、15年間だと18万円程度コストが高くなる可能性があるということになります。しかも、エコキュートの製品代と工事費は別途です。

 

加えて、おひさまエコキュートやエコキュートのソーラーモードを使う場合は、別途費用198,000円がかかりますし、屋根も特定の条件を満たしていないと、取り付けにオプション費用176,000円がかかることになりますので注意が必要です。

 

それでは、ここでも太陽光発電と蓄電池を導入する場合、建て得でかかる費用と弊社のような専門販売業者から購入する場合とで、どれくらい差があるのかを確認してみましょう。

 

建て得でんちでの費用に関しては、先程お伝えした通り総額で約357万円程度になるのですが、これに加えて屋根のオプション費用やリフォーム用のLIXIL製品が追加され、希望者には建て得でんきスタンダードやプレミアムなどに加入すると、電気代も毎月1,000円程度高くなる可能性があります。加えて、おひさまエコキュートやエコキュートのソーラーモードを使う場合は、オプション費用と製品代と工事費がさらに必要になります。

 

そのため、建て得でんちを利用した場合にかかる費用としては、

357万円 + LIXIL製品(+屋根オプション代:17.6万円)

が最低限かかる可能性があります。

 

一方で、太陽光発電10kW相当と蓄電池11.5kWh相当を専門業者で設置する場合、

太陽光発電10kW 180〜240万円程度

蓄電池11.5kWh  150〜200万円程度

 

が一般的な相場になりますので、安くて信頼できる業者を見つけることができれば、330万円程度で導入できる可能性もあるわけです。

 

しかも、太陽光発電の売電収入が同じように15年間で137万円見込めるとなると、実質の支払い費用は200万円程度にまで抑えることも可能になります。また、弊社での取扱になりますが、専門業者では屋根のオプション代は通常かかりませんし、おひさまエコキュートを導入してもオプション費用はかかりません。

 

この場合、専門業者から購入すると、

太陽光発電10kW+蓄電池11.5kWh:約330〜440万円

15年間の売電収入:約137万円

15年間での実質負担額:約193〜303万円

となります。

 

そのため、トータルコストで考えた場合は断然専門業者から購入した方が安く導入できる可能性が高いです。ですが、頭金がないという方もいらっしゃるかと思います。その場合には、ソーラーローンで頭金なしで融資を組むことも可能です。

 

フルローンで組んだ場合は、返済額が約400〜532万円に上がってしまいますが、売電収入の137万円を引くと、実質負担額が約263〜395万円となります。そのため、安くて信頼できる業者を見つけることができれば、フルローンを組んでも建て得よりもコストを抑えて導入できる可能性は十分にあると言えます。

 

ここまで、何度もオプション費用がかかるなど、お伝えしてきましたが、実際リクシルの建て得を利用するにはどれだけの条件をクリアする必要があるのでしょうか。

実際にその条件を確認してみましょう。

リクシルの建て得を利用するためにクリアする条件は12点!

リクシルの建て得を利用するためにクリアする条件は12点あります。細かくいうともっと条件はあるので、詳しくはサイトで確認をして欲しいのですが、ここでは簡単にまとめて起きます。

 

1.建て得契約者と電気契約者、建物所有者が同一名義

 

2.65歳未満であること

 

3.定期収入があること

 

4.日本語を読めたり話せること

 

5.過去に太陽光発電が建築住所と同一の敷地に存在していないこと

 

6.信販会社の審査が通ること

 

7.店舗併用住宅、共同住宅、法人名義、モデルハウスではないこと

 

8.煙突のない建物、海から100m以上離れている建物、鉄骨造・鉄筋コンクリート造の建物ではないこと、防火地域に建ってないこと

 

9.契約期間中に、蓄電池の追加設置やV2Hの設置、太陽光発電の追加設置を行わないこと

 

10.屋根材がLIXIL指定の基準を満たすこと

 

11.屋根が真北から北東45度から北西45度に向いていないこと

 

12.電気の本設申請書控えや分電盤図などを提供すること


条件のほとんどに関しては、大抵の方がクリアできると思いますが、屋根の方角が条件を満たしてないご家庭もあるかと思いますので、検討前に確認するようにしておきましょう。

 

また、これまでに建て得の電気代について言及してきましたが、

「実際どれくらい高いの?」

「どこで確認できるの?」

という声があるようなので、その点についても確認してみましょう。

建て得の電気代はTEPCOのマイページで、電力単価は建て得のHPで確認できる

建て得でんきでかかった電気代はTEPCOのマイページで確認できます。また、建て得でんきスタンダードやプレミアムの電気代が知りたい場合は、ホームページから確認することができます。

なお、マイページのイメージは以下の画像のようになっているようです。


引用元:LIXIL「建て得でんき料金・使用量の確認」

 

また、改めてですが、建て得でんきの料金プランは以下の画像のようになっています。

 

引用元:LIXIL「建て得リフォーム 商品カタログ」

 

建て得でんきに加入する場合は、お使いの電力会社の料金プランを確認して比較して検討することをおすすめします。

 

また、このリクシルの建て得ですが、実際サービスを利用されている方の評判や口コミはどうなっているのでしょうか。こちらについても、確認していきたいと思います。

リクシルの建て得に対するブログやXでの口コミや評判はそんなによくない!?

リクシルの建て得に対するブログやXでの口コミや評判を弊社で調べてみましたが、あまりよくないのかもしれません。といっても0円で太陽光発電や蓄電池設置できるのが最大のメリットで、そこに対して言及している人が少ないので、他のデメリットとの部分に不満を漏らしている方が多く見えているだけかもしれません。加えて、弊社の調査が甘い可能性もありますが、弊社の方で確認できたXの投稿とブログを紹介していきたいと思います。

 

まずは、Xの投稿から。こちらの方は、建て得でんきを契約して1ヶ月の電気代を投稿しています。

 

 

やっぱり、電気料金が1kWhあたり39円なのが引っかかっているようです。

 

続いては、こちらの投稿。支払い明細をみながらコストメリットについて言及されてます。

 

 

電気代のコストカットと、支払う費用を比較したときに1ヶ月あたり25,000円に上がったことになったと少し後悔されているようです。
 

3人目の方はこちら。日中にエアコンをつけっぱなしにしていても売電が多いことに嬉しく感じているようです。

 

 


 

ですが、売電が多くても売電収入は全部譲渡するので、そこを残念がっています。

 

4人目の方はこちらの方。建て得でんちを利用して電気代が下がっていることに喜んでいるようです。

 

 

ですが、電気代がまだまだ高いと思われているのか、電気代をさらに安くできないかととlooopでんきへの変更も検討されているようです。

 

5人目はこちらの方で、建て得でんきの料金プランよりも東電の料金プランの方が安いと気付いたようです。

 

 

もしかすると、営業担当からの説明では、電気代が安く感じるのかもしれませんね。

 

続いて6人目の方はこちらです。こちらの方も電気料金に不満を感じているようです。

 

 

 

詳しくは分かりませんが、電力会社の変更に時間がかかっているのかもしれません。


 

Xでの評判はこちらの方で最後になります。昔はルールが甘くて、エコキュートも日中に稼働させても問題なかったようです。

 

 

今後、売電価格の変更や何らかの変更があるたびにルールや条件が厳しくなるのかもしれません。

 

以上がXでの評判になります。冒頭で評判がよくないかもとお伝えしましたが、0円で太陽光発電が設置できるサービスが悪いということではなく、料金プランが高いことや売電収入を譲渡しなければいけないことに対して不満を感じている人が多いようです。

 

また、建て得についてより詳しく書かれているブログがありましたので、紹介します。ブログを書かれている方はこちらの方で、こちらの方も電力会社を変更することによるデメリットを承知の上で、建て得でんき→関西電力へ切り替えたようです。

 

また、別の記事の中で、蓄電池を導入できないプランで契約したということですが、ご自身で「なんで損する方を選んだ?」と問いかけ、「当時はお金がなかった」と回答しています。建て得でんちは初期費用に220万円かかるので、その分が出せなかったのかもしれません。


 

以上のことからも、建て得というサービス自体はいいものだと思うのですが、契約後に売電収入を譲渡しなければいけないことや電気料金が高かったりと、メインのサービス以外で不満を漏らす方が多いように思います。ただ、これはサービスが悪いというよりは、事前にしっかりと検討しておらずに招いているようにも感じますので、営業担当の方のセールストークを間に受けず、しっかりと検討して導入するかを決めるべきかと思います。

 

また、建て得でんきでは、後から蓄電池の追加設置ができないので、後から蓄電池を導入したくなるかどうかも、事前に検討した方がいいかと思います。加えて、先程紹介したブログを書かれていた方も、お金があった方がお得ですと嘆いていましたし、複数の選択肢があるといいとも嘆いていました。ですので、資金が厳しいかもと思った場合は、無理に設置せず家を建ててから太陽光発電や蓄電池を導入することも検討してみるのもいいのかと思います。

 

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リクシルの建て得で太陽光発電を導入するとで最大約265万円も損する可能性あり!のまとめ

以下、リクシルの建て得で太陽光発電を導入するとで最大約265万円も損する可能性あり!のまとめになります。

 

・リクシルの建て得で太陽光発電を導入すると20〜60万円損する可能性あり

・建て得のトータルコストが高くなる

・太陽光発電の設置費用は実質0円だが、売電収入を15年間譲渡する

・建て得には「建て得バリュー」「建て得ライフ」「建て得スマイル」「建て得リフォーム」の4種類がある

・各サービスで太陽光発電の設置費用は異なる

・屋根材によって追加費用が発生する

・建て得のコストは10年後または15年後で133.5〜282.6万円になる

・専門販売業者から購入した方が導入コストだけでも20〜60万円安くなる

・頭金なしのフルローンでも購入した方が安い

・建て得でんきの電気代が高い

・電気代は他の電力会社より月々1,000円以上高くなる

・建て得にはリクシル製品の選択が必須

・建て得の途中解約には精算金が発生する

・おひさまエコキュートには追加費用がかかる

・太陽光パネルのメーカーはカナディアンソーラー1社のみ

・建て得でんちの蓄電池導入でも損する可能性がある

・建て得を利用するための条件は12点ある

・TEPCOのマイページで電気代を確認できる

・建て得の評判はブログやXであまり良くない

・専門販売業者の方がトータルコストでお得になる場合が多い

 

 

千葉を拠点とする『株式会社iR』では、太陽光発電、蓄電池、エコキュートやIHクッキングヒーターなど販売や工事を手掛けております。

 

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記事の監修者情報

記事の監修者情報:株式会社iR 代表取締役 桂田弘幸

太陽光発電、オール電化販売会社に営業として7年間勤務。
会社員時代に支店長を務め全支店TOPの売り上げを達成。
2016年からは独立し株式会社iRを設立。
設立後には船井総研の講師や外部企業のコンサルティングにも携わる。


 

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