エコ活動の方法とは?これからエコ活動アイディア17選
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エコ活動ってそもそもどんな活動?
地球環境に配慮して行動することを「エコ活動」と呼びます。
地球に優しいエコ活動は日常のちょっとしたことから簡単に始められます。
具体的には以下の行動のことを指します。
・地球温暖化の原因であるCO₂の排出量を減らす
・ゴミを減らす
・資源を大切にする
これらのエコ活動は、地球環境の保全につながるだけではなく、電気代が抑えられるなど、私たちの日々の暮らしにもメリットがあります。
今回はご家庭やお勤めの会社でもできるエコ活動の方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
会社でできるエコ活動のアイディアとは?
はじめに、会社でできるエコ活動のアイディアを「社内」と「個人」と2つに分けて紹介します。
社内でできるエコ活動のアイディア
まずは、「社内」のエコアイディアからお伝えしたいと思います。
すぐにでもできるアイディアもありますので、参考にしてみてください。
(1)資源のペーパーレス化を図る
企業ではさまざまな資料を持っているかと思いますが、紙で保持している企業も多いかと思います。
資料によっては紙で保持しなくてもいい書類まで、印刷して保存してはいないでしょうか?
そこで、印刷してまで保存する必要のない資料は、クラウドサービスを活用するなどして、紙媒体ではなくデータとして保存するようにしましょう。
そうすることで、無駄な資源を削減することができます。
また社内会議用の資料も印刷するのではなく、プロジェクターで投影すれば、ペーパーレス化が推進できます。
(2)ノー残業デーを設定する
ノー残業デーを設定することで、残業代のコストカットができるだけでなく、エアコンやPCなどの電気を使わずにすむため、節電もすることができます。
さらに、残業がなければ従業員の疲れも軽減することができ、業務パフォーマンスも向上するなど、働き方改革の一環にも繋がります。
ノー残業デーを実施することで、一石二鳥どころか一石三鳥にもなるので、ぜひ試してみてください。
(3)コンセントはスイッチ付き電源タップにする
オフィスのコンセントをスイッチ付き電源タップにするのもオススメです。
コンセントに電源を挿すだけで、待機電流として電気を消費してしまいます。
コンセントにつながる数が多いオフィスでは、待機電流も馬鹿にはできません。
ですが、スイッチ付きの電源タップを利用することで、待機電流を少なくすることができます。
(4)不要な裏紙や再生紙を再利用する
重量な書類を除いて、捨ててしまうような紙の裏面を再利用することで、無駄な資源を減らすことができます。
もし不要な裏紙がたくさん溜まってしまうようなら、使いやすい大きさに裁断してデスクに置いておけばメモ用紙としても利用できます。
また、再生紙の利用も結果的に森林の伐採量を減らすことにつながるので、エコ活動と言えます。
(5)自社で発電機を導入して節電する
自社に太陽光発電を導入して自社で電気を消費すれば、電力会社から電気を購入する必要がなくなるため、電気代がかからなくなります。
すぐに導入するのは難しいかもしれませんが、年間で数百万円の電気代削減も可能になるので、太陽光発電システムを導入するのはオススメです。
個人でもできるエコ活動のアイディア
(6)社内の電気をこまめに消す
会議室や倉庫、更衣室などを使わないときには、こまめに電気を消すように心がけましょう。
こまめに消すだけでも、かなりの節電効果があります。
また、日中は窓から入ってくる光でも室内は十分に明るくすることができます。
なので、レイアウトを変更できる場合は会議室などに光が当たりやすいようにしたり、部分的に消灯するなどして節電するのもいいと思います。
他には、トイレの電気は自動点灯機能のある照明に変えると節電効果も高いので、可能であれば自動点灯機能のある照明も導入してみましょう。
(7)オフィスの照明をLEDにする
蛍光灯などをLEDにすると、蛍光灯よりも寿命も長いですし、消費電力を減らすことができます。
消費電力が減れば電気代節約にもつながりますし、二酸化炭素の排出の抑制にもつながりますので、積極的に切り替えていきましょう。
(8)会社のエアコンの設定温度に注意する
環境省が掲げている「空調設定温度・湿度の適正化」では、夏は28度、冬は20度の温度設定が推奨されています。(参考:環境省_空調設定温度・湿度の適正化)
この対策により、二酸化炭素の排出を抑えられるのです。
また窓にブラインドをつければ、夏場の強い日の光を防ぎながら採光もできます。
光を防ぐことで夏場は室内の温度上昇を防ぐことにもなりますし、ブラインド自体はそんなに高いものではないので、積極的に採用してみてください。
(9)エコグッズを活用する
エコグッズの活用も立派なエコ活動です。
例えば、紙コップの利用を廃止して、自分用のマグカップやタンブラーを使うことで、森林の伐採量削減に貢献できます。
また、寒い日にエアコンの温度を上げるのではなく、膝掛けなどを利用することで、二酸化炭素の排出を抑えることにつながります。
家庭でできるエコ活動のアイディアとは?
最後に、家庭でできるエコ活動のアイディアについて紹介します。
(10)買い物でエコバッグを使う
レジ袋などのプラスチック製品は、製造するときだけでなく、ごみとして燃やすときにも二酸化炭素が排出されてしまいます。
エコバッグを使うことで、レジ袋の生産量と消費量を抑えることになり、それにより二酸化炭素の排出を抑制できます。
(11)フードロスを減らす
フードロスとは、本来食べられるものの、捨てられてしまう食べ物のことを言います。
食べ物を作るのにも、電気やガスなども使われているでしょうし、廃棄するのにも電気やガスなどを使うこともあります。
また、日本のフードロスは平成30年に年間600万トンにもなりました。
これは年間で1人あたり47kgの食べ物を廃棄していることになります。
フードロスを減らすには以下のことを意識することが大切です。
・買ったものは消費期限・賞味期限内に使い切る
・消費できる量だけを購入する
・食材をカットするときは、食べれる部分を極力取り除かない
フードロスは食べ物を作ったり、食べたりするときだけではなく、購入するときも重要です。
例えば、すぐに食べたり利用したりする食材の場合は、賞味期限が遠いものではなく、近いものを選ぶようにすることで、お店側でのフードロスが削減できます。
(12)シャワーや水道をこまめに止める
日常で使用している水は、作る過程や使用する際にたくさんのエネルギーが使われています。
その際に二酸化炭素が排出され、地球温暖化に繋がっています。
そのため、節水も重要なエコ活動です。
なので、シャワーを出しっぱなしにしないで、こまめに止めるようにするのもいいと思います。
また、歯磨きや洗い物の際に水が出しっぱなしになることもあると思いますので、注意していきましょう。
(13)家庭のエアコンの設定温度を変える
こちらも会社ですことと同じですが、家庭の場合でもエアコンの設定温度を変えることで二酸化炭素の排出を抑えられます。
また、部屋が寒いと感じる場合は隙間風などが入ってきている場合もあるかと思いますので、市販されている隙間テープなどを使用して隙間風を防ぎましょう。
(14)冷蔵庫に物を詰め込みすぎない
冷蔵庫に物を詰め込みすぎると、冷蔵庫内の温度を下げるのに時間がかかり、多くの電気を使用することになります。
効率よく冷蔵庫を冷やして消費電力を抑えるために、程よくスペースを開けるようにしてみましょう。
(15)家庭の照明をLEDに切り替える
こちらは社内でできることと同じですが、家庭でも同じことができます。
蛍光灯などをLEDにすると、蛍光灯よりも寿命も長いですし、消費電力を減らすことができます。
家庭でも可能なら積極的にLEDに切り替えていきましょう。
(16)太陽光発電などで自家発電をする
こちらも会社で行う内容と同じになりますが、可能なら自宅にも太陽光発電システムを導入してみましょう。
こちらも導入することで、電気代の節約につながりますし、二酸化炭素の排出の抑制につながります。
導入にはそこそこ資金が必要ですが、トータルで見た時にはプラスになる可能性が高い物になります。
また、補助金等でお得に導入することも可能なので、戸建てにお住まいの方やこれから新築住宅を購入したり、リフォームするを検討されている方は、太陽光発電や蓄電池などの設備の導入を検討することをオススメします。
(17)自家用車の代わりに公共交通機関を利用する
自家用車の代わりに公共交通機関を利用することで、二酸化炭素の排出を抑えることができます。
電車やバスなどの公共交通機関は、一度に多くの人を乗せることができます。
一方で、自家用車の場合は多くて6人くらいしか乗せることができません。
そのため、1人あたりで見た時には公共交通機関を利用する方が、二酸化炭素の排出を抑えられます。
まとめ(1分で記事を読みたい方はこちら)
地球環境に配慮して行動することを「エコ活動」と呼びます。
かけがえのない地球を守るため、積極的にエコ活動に取り組むことが大切です。
具体的には以下の活動のことを指します。
・地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出量を減らす
・ゴミを減らす
・資源を大切にする
会社や家庭でできるエコ活動アイディアとしては、以下のものがあります。
(1)資源のペーパーレス化を図る
(2)ノー残業デーを設定する
(3)コンセントはスイッチ付き電源タップにする
(4)不要な裏紙や再生紙を再利用する
(5)自社で発電機を導入して節電する
(6)社内の電気をこまめに消す
(7)オフィスの照明をLEDにする
(8)会社のエアコンの設定温度に注意する
(9)エコグッズを活用する
(10)買い物でエコバッグを使う
(11)フードロスを減らす
(12)シャワーや水道をこまめに止める
(13)家庭のエアコンの設定温度を変える
(14)冷蔵庫に物を詰め込みすぎない
(15)家庭の照明をLEDに切り替える
(16)太陽光発電などで自家発電をする
(17)自家用車の代わりに公共交通機関を利用する
千葉を拠点とする『株式会社iR』では、太陽光発電の工事を手掛けております。
住宅の設備機器設置も承りますので、お気軽にご相談ください。
記事の監修者情報
太陽光発電、オール電化販売会社に営業として7年間勤務。
会社員時代に支店長を務め全支店TOPの売り上げを達成。
2016年からは独立し株式会社iRを設立。
設立後には船井総研の講師や外部企業のコンサルティングにも携わる。