IHクッキングヒーターの交換費用は?
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IHクッキングヒーターの交換費用はどれくらい?
ガスコンロからIHクッキングヒーター(以下IH)に交換すると、夏場でもキッチンに熱がこもりにくいなどのメリットがあります。
その他にもIHのメリットについてはこちらにもまとめてありますので、よかったら参考にしてみてください。
実際に、ガスコンロからIHへ交換する場合、またはIHを買い換える場合でどのような費用が必要になるのでしょうか?
あらかじめ費用の内訳がわかっていれば、交換工事の予算を立てやすいですよね。
今回は、IHの交換費用をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
IHクッキングヒーターの交換費用
これまでガスコンロを使っていた場合は、下記の費用が必要です。
・IH本体
・取り外したガスコンロの処分費
・取り外しや取り付けの工事費
・ガス管の閉栓費
・新たな電源工事費
それでは、これら4つの費用についてお伝えしていきます。
■IHの種類と本体価格
まずIH本体についてですが、IHは次の3種類に分類されます。
ビルトインタイプのIHはシステムキッチンに組込タイプになります。キッチンと一体型なので、見栄えもスッキリします。また、他のタイプよりも備わっている機能が優れていることが多いため、料理を楽しみたい方にオススメです。本体価格はメーカーや機種にもよりますが、おおよそ6万〜20万円程度なので、平均13万円前後となります。なお、システムキッチンに設置する必要があるため、ガスコンロを使用している場合は、設置工事費用などが別途かかってきます。
続いて、据置タイプのIHはコンロ代の上に設置するだけなので、一部を除き工事なしで使用できます。設置が簡単な一方でIHの機能がビルトインと比べて劣っているので、本体価格の相場も1万〜15万円と比較的お手頃なため、安く導入してみたい方やIHを試してみたい方にオススメです。
最後に卓上タイプのIHですが、こちらは食卓で使用するコンパクトなタイプです。コンセントにつなげばすぐに使えるので、パーティーや防災グッズ用途として使われることがあります。こちらの本体価格は3,000〜5万円とお手頃価格になっています。
■ガスコンロからIHへの工事費用
先ほどもお伝えしました通り、据置タイプ(一部を除く)か卓上タイプを導入する場合は工事費用は必要ありません。ですが、一部の据置タイプとビルトインタイプにする場合には、工事費用が必要になります。IHへ買い替えにかかる工事内容はおおよそ以下の通りになります。
ガスコンロからIHへ切り替えるため、ガス管の閉栓の他にIHへの電気を供給するため工事が必要になります。ビルトインタイプのIHは200Vの電源が必要となるため、単相3線式といわれる配線が必要です。また、アンペアブレイカーが50A未満だと交換工事が必要になります。なお、一部の据置タイプのIHでも200Vの電源が必要となる場合があり、電源が備わっていなければ交換工事が必要となります。そのため、設置工事費用は配線工事の規模によって異なりますが、ご自宅に設備が揃っていれば6〜8万円程度となります。
一方、別途電源の交換工事が必要となる場合は12〜20万円程度の費用がかかります。そのため、一部の据置タイプとビルトインタイプのIHを導入を検討する場合は、取り付けだけでなく電気工事にも長けた会社に依頼することをオススメですします。
■ガスコンロからIHへ買い替える際の注意点
ガスコンロからIHへ交換する場合にはいくつか注意点があります。
・オーブンや収納庫の交換費用は別途必要
・集合住宅で交換する場合には事前確認が必要
・IHで利用できる調理器具が限定的
・停電時に使用できない
これらの注意点のうち、「IHで利用できる調理器具が限定的」、「停電時に使用できない」についての詳細と対応方法についてはこちらでまとめてありますので、確認してみてください。
そのため、こちらでは「オーブンや収納庫の交換費用は別途必要」、「集合住宅で交換する場合には事前確認が必要」について解説します。
■オーブンや収納庫の交換費用
ビルトインタイプのガスコンロをお使いの場合、大抵ガスコンロの下にオーブンや収納庫がついています。ガスコンロと一緒に交換する場合には別途費用が必要となります。工事費用は業者によって異なりますが、おおよそ2〜3万円になります。
■集合住宅で交換する場合は事前確認が必要
マンションのような集合住宅でガスコンロからIHに交換する場合には、事前に建物の管理組合などに確認することをオススメします。というのも、集合住宅では建物全体での電力供給量が決まっているケースがほとんどで、電気のアンペア数を変更できないケースがあるからです。
新しいマンションであれば比較的問題ないですが、古いマンションだと電気容量が少ないため、IHを使用するたびに他の電化製品をオフにしないとブレーカーが落ちることもあります。そのため、集合住宅でIHへ交換する場合は事前に管理組合や管理会社に確認するようにしてください。
■古くなったIHを新しく交換する場合
IHが古くなり、新しいIHに交換する際は下記の費用が必要です。
・古いIHの処分費
・新しいIH本体
・取り外しと取り付けの費用
ビルトインタイプからビルトインタイプへ交換する場合は、電源工事は既に終わっているため、本体と取り換えに関する費用だけで済む可能性が高いでしょう。同様に据置タイプから据置タイプ、卓上タイプから卓上タイプへ交換する場合には電源工事の必要はありません。そのため、IHの本体価格+2〜3万円程度の費用で済むことがほとんどです。ですが、据置タイプや卓上からビルトインタイプへ交換する場合は、ガスコンロからビルトインタイプのIHへ交換する場合と同様に工事費用が必要となります。
まとめ(1分で記事を読みたい方はこちらから)
IHクッキングヒーターの交換に必要な費用は、これまでに使用していたコンロの種類や導入するIHの種類、ご自宅の設備によっても異なりますし、ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する際は、新たな電源工事が必要です。
本体価格と工事費用などをまとめた費用は次の通りになります。
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