【徹底解説】太陽光発電・蓄電池悪徳施工業者の特徴7選|安心できる優良な施工・設置業者の選び方とは?
目次
悪徳業者を見極めて安心できる優良な施工・設置業者を見極める方法とは?
電気代が高騰している昨今では、今まで以上に太陽光発電や蓄電池が注目されていますが、残念ながら悪質な業者による契約トラブルがあるのも事実です。弊社でも、「別の業者から見積もりをもらっているので比較したい」とお客様から見積もり依頼があった際に、設置容量などを確認させてもらい、見積もりと併せて営業さえせていただくと、「別の業者の方が高くて見積もりとってよかった」という意見を伺うこともあります。
そこでこの記事では、悪質な太陽光発電施工・設置業者の特徴と安心できる優良な施工・設置業者を選ぶコツについてお伝えします。
この記事を読むと、
・太陽光発電や蓄電池の導入で後悔する原因
・悪徳業者の特徴
・優良な業者の選び方
などがわかるようになります。
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太陽光発電・蓄電池導入で後悔する原因とは?
太陽光発電を導入することで、節電効果が得られるのですが、世間では一部の購入者からは購入して後悔したという声もあるようです。
太陽光発電を導入して後悔する原因は、
・想定していたよりも発電量が少なかった
・思ったよりも費用が高額になってしまった
・反射光が原因で近隣住民とトラブルになった
・設置業者の対応が悪かった
・償却までにかなり時間がかかった
・設置後のアフターフォローが雑だった
・屋根の葺き替えに費用が高くなった
の7つがほとんどです。
こういったことが起こる原因としては、
・営業担当の説明不足
・営業担当もしくは販売業者の知識不足
・施工業者の技術不足
が挙げられます。
業者が悪いと一言で言ってしまえばそれまでですが、最終的にその業者を選んだのは購入者になってしまうので、こういう後悔をしないためにも、良い業者と悪い業者を見極める目を養っておくといいでしょう。
太陽光発電における悪徳施工・設置業者の特徴とは?
では、実際に悪い施工業者や設置業者はどういう業者なのか、について解説します。
1.施工実績をあまり言いたがらない
施工実績を言いたがらないのは、施工実績が少ないからという理由がほとんどでしょう。そういう業者の場合は、悪徳業者である可能性が高いです。そのため、業者の名前を確認したら、ホームページなどで過去の施工例や施工実績が掲載されていないか確認しましょう。ただ、ホームページがないからと言って、施工実績がないというわけではないので、そういう場合は、営業担当に確認するようにしてください。
2.発電量を水増しする
発電シミュレーションの結果は、設計図などのデータを使うため、基本的に水増しできません。やったとしても、データをよくみればすぐに水増しができるのですが、一部の業者に、発電シミュレーションで発電量を水増しして提出する場合があります。これは発電量を水増しすることで、節電効果を大きく見せて、契約を成立させるためです。
水増しする方法としては以下のような方法が考えられます。
<例1>
実際の屋根の向き:南西
→ 屋根の向きを「南」にしてシミュレーションを作成
<例2>
実際の屋根勾配:4寸(約20°)
→ 屋根勾配を5寸(25°)で作成
例の他にも、発電量を水増しするために建物情報等を修正して発電シミュレーションを提出することはできるので、もともとの建物情報と違いはないのかなどを慎重に見比べて確認するようにしてみてください。
また、もし余裕があれば、年間の発電量をご自身で計算してみてもいいと思います。
一般的に年間発電量は、
年間発電量=日射量×365日×パネルの容量(kW)×0.8(ロス率20%)
という式で計算できます。
なお、日射量のデータはNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公開していますので、参考にしてみてください。
3.自社施工を強く謳っている
自社施工の業者は多くありますし、自社施工業者全てが悪いということではありません。もちろん、自社施工をする方が技術や知識もつきますし、外注しない分中間マージンがないので、太陽光発電を安く提案できる可能性があるのは事実です。ですが、技術や知識があったとしても営業担当がちゃんと伝えられないケースは多くありますし、営業担当から作業員にも顧客の要望を伝えられず、ミスが発生するというケースもあります。
また、自社施工と謳っている業者も施工自体を外注しているケースもあります。これは考えてみれば当然なのですが、自社施工の会社も忙しくなれば、作業員が足りない分の契約を破棄するのではなく、外注してでも完了させます。なので、自社施工を謳うくらいであれば問題ないですが、何度もアピールするような場合は、そこにしか強みがないということにもなり得ますので、注意した方がいいでしょう。そのため、自社施工業者だとしても施工を外注するケースもあるということを認識しておいてください。
4.契約後に追加費用がかかることを説明する
悪質な業者というわけではありませんが、一部の業者では、太陽光パネル等の設備の見積もりを先に出して、契約後に工事費用の計算を行うという業者もいます。こういう業者と契約するときの懸念点としては、工事費がどれくらいになるかがわからず、最終的に他の業者よりも高くなってしまう可能性があることです。
結果として、他の業者よりも安ければこういう業者でもいいのですが、見積もりをもらう段階で他の業者よりも比較しづらいですし、不安なまま話を進めていくのも精神衛生上良くないと思いますので、避ける方がいいと思います。
5.安いことを前面にアピールしてくる
見積もり金額が安いということは決して悪いことではありません。優良な施工・設置業者であれば、しっかりと企業努力で費用を安くしているわけなので、素晴らしいことです。ですが、中には見積もりでは低い金額を提示しているのですが、中身を見てみると設置する機器や設備が型落ちで古いから安くできているというパターンもあります。
もちろん、型落ちで十分というパターンもありますので、一概には言えませんが、本来は別の型番のものを導入した方が購入者にとってお得なのに、自社の売り上げや利益のために都合の良いものだけを押し売りしてくるケースもあるので、注意してください。
6.購入者に興味がない営業担当
太陽光発電や蓄電池は決して安い買い物ではありません。そのため、購入する側としては不安もあるので、不安を解消して納得して購入したいところだと思います。そのため、1つの提案しかしてくれなかったり、購入者の家の特徴や不安などをあまり聞かずに提案をしてきたり、理由も告げずに型落ちの太陽光発電や蓄電池を提案するなど言語道断です。
実際に、業者の都合で型落ちのパネルを説明もなく、安いもしくは余剰在庫を処分したいからという理由で提案してくる業者もいます。もちろん、購入者側が業者に何度も無理難題を押し付けてしまったら、冷たい対応をされる可能性はありますが、それでも太陽光パネルの選定理由を説明してくれたり、顧客の要望にできるだけ近い提案をしてくれる営業担当の方がより安心できると思います。
7.契約を急かす
悪徳業者の場合、よく吟味して判断すると、実際にはメリットが少ないことがほとんどです。ですが、キャンペーンなどと謳って今だけ安く導入できるなどと提案して契約を急かしてくることがあります。一見お得に見えるからといって、焦って契約しないように注意してください。
太陽光発電に限らないと思いますが、高価な買い物をするときは、コストメリットを意識しつつも安心できるところから購入することを心がけるようにしてください。
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安心できる優良な施工・設置業者の選び方とは?
悪徳施工業者を避けて、安心できる優良な施工・設置業者を選ぶ方法について解説していきます。先程、お伝えした悪徳業者の特徴を抑えつつ、以下のポイントを抑えていけば、優良な施工・設置業者を選ぶことができるようになるでしょう。
(1)施工実績を確認する
実績があるかどうかを判断すると言っても、自社施工を行っている業者なのか、施工を外注しているのかで、確認するポイントが少し増えます。自社施工を行っている業者の場合は、販売実績と施工実績が同じになりますので、単純にこれまでの施工実績を確認するだけで大丈夫です。
施工を外注している業者の場合は、販売実績と外注先の施工実績を確認するようにしましょう。可能なら、外注先の施工業者の会社名も確認して、ホームページなどを調べて確認するのもいいです。
(2)複数のメーカーを取り扱っているか
太陽光パネルは屋根の形や面積などによって、適したパネルが存在します。そのため、施工業者が太陽光パネルのメーカーを1社しか取り扱っていないと、太陽光パネルを最大効率で敷き詰めることができなり、節電効果が低くなってしまう可能性があります。ですので、営業担当や業者のホームページから、取扱のメーカーを確認するようにしてみてください。
(3)導入費用が適切か
導入費用を確認するために、まずは太陽光発電の相場を確認しましょう。確認するためには複数社から見積もりをもらうようにしてください。できたら3〜5社から見積もりをもらって、太陽光発電の機器の型番や費用を確認することで、相場をおおよそ掴むことができると思います。
また、太陽光発電で高くなりがちなのが工事費用の部分なので、他社よりも高い場合は、なぜ工事費用が他よりも高いのかを確認するようにしてみてください。
(4)デメリットも包み隠さず教えてくれるか
本来であれば、選んだ太陽光パネルのデメリットを導入前に話すのは、購入に対して慎重になってしまうので、営業担当としては言いたくないところです。ですが、提案の際に選んだ太陽光パネルなどの機器や設備に対して、デメリットを開示しつつ、他の太陽光パネルなどでは節電効果が低くなってしまうことなどを説明してくれた方が安心して購入できるのではないでしょうか。
余談ですが、こういう営業担当の方が顧客の要望を聞いて、より良い提案をしてくれる可能性が高いです。
(5)営業担当の人柄や対応が信頼できるか
一番大事な部分になりますが、最終的に担当した営業の方に信頼を寄せれるかどうかで、安心して太陽光発電を導入できるかが決まってきます。太陽光発電は導入してから10年以上使用するものになるので、保証やメンテナンスなどでカバーできるとはいえ、多少なりとも何らかの故障やトラブルが発生する可能性はあります。
そういったトラブルに対しても、営業担当が対応する可能性が高いわけですから、この人なら何かあっても頼りになりそう、と思える方を選ぶべきだと思います。なので、業者から連絡や見積もりをもらう中で、電話やメールの対応や現地調査時の対応などをしっかりと確認して、営業担当が信頼できるかどうかを判断するようにしていきましょう。
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【徹底解説】太陽光発電・蓄電池悪徳施工業者の特徴7選|安心できる優良な施工・設置業者の選び方とは?のまとめ(1分で記事を読みたい方はこちらから)
太陽光発電・蓄電池の施工業者の中で、悪徳業者の特徴として以下の7点が挙げられます。
1.施工実績をあまり言いたがらない
2.発電量を水増しする
3.自社施工を強く謳っている
4.契約後に追加費用がかかることを説明する
5.安いことを前面にアピールしてくる
6.購入者に興味がない営業担当
7.契約を急かす
また、優良な施工・設置業者を選ぶためのポイントは以下の5点です。
(1)施工実績を確認する
(2)複数のメーカーを取り扱っているか
(3)導入費用が適切か
(4)デメリットも包み隠さず教えてくれるか
(5)営業担当の人柄や対応が信頼できるか
手前味噌ではありますが、弊社のお客様から以下のようにご評価いただいておりますので、併せて確認してみてください。
→【2023年 太陽光発電 施工実績】選んだ理由は「信頼」と「提案力」です【お客様の声】
千葉を拠点とする『株式会社iR』では、太陽光発電、蓄電池、エコキュートやIHクッキングヒーターなど販売や工事を手掛けております。
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記事の監修者情報
太陽光発電、オール電化販売会社に営業として7年間勤務。
会社員時代に支店長を務め全支店TOPの売り上げを達成。
2016年からは独立し株式会社iRを設立。
設立後には船井総研の講師や外部企業のコンサルティングにも携わる。
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